 哲学系
 史学系
 文学系
 独文学専攻
 図書館・情報学系
 人間関係学系
|
「独文学専攻」の研究対象は「ドイツ」の「文学」だけに限定されるわけではありません。ドイツ・スイス・オーストリアの言語と文学はもちろんのこと,哲学,音楽,美術といったドイツ語圏の文化全般を扱うのが独文学専攻なのです。EUの時代にヨーロッパの中央に位置しているドイツ語世界の文化を学ぶ意義はいっそう大きなものとなっています。
慶應義塾大学文学部の独文専攻は長い歴史をもち,国際的にも高く評価されています。1990年にはドイツ語学・文学国際学会が三田キャンパスで開催され,世界中の学者が集まりました。アジアで最初の大会という栄誉をになったばかりか,その成功によって慶應義塾大学の名が世界のドイツ文学およびドイツ語学の研究者の間で高まりました。
ゲーテ,グリム兄弟,ハイネ,ヘッセ,マン,リルケ,カフカ,エンデなど,多くの作家たちが日本で多数の読者を得てきました。また,ドイツ文学は伝統的に哲学や音楽や美術と密接な関係を結んできました。ニーチェやベンヤミンなどの哲学と文学の領域にわたる思想も,ワーグナーの楽劇のように演劇と音楽の領域にまたがる芸術も,シラーやカントの美学論文も,さらにはフリッツ・ラングの映画「ニーベルンゲン」も独文学専攻の研究テーマになりえます。そればかりか,ドイツ文化と日本文化の比較,ドイツ語世界の生活と社会の諸問題などを卒業論文のテーマとする学生たちも近年多くあらわれています。
もちろん,ドイツ語そのものを身につけたい,会話能力を身につけたい,翻訳の技術を学びたい,または語学研究者になりたいという学生の要求にかなうようカリキュラムが編成されています。ドイツ語能力の如何にかかわらず,ドイツ語圏の文化への興味と関心を新鮮に保ち続ける学生が参加してくれることが望まれます。
卒業後の進路は多彩です。出版報道,商社,外資系銀行,旅行社,百貨店などで卒業生たちは活躍しています。また,大学院に進学してさらに研鑚を積む可能性も開かれています。
「2003年度専攻案内」から
|
 |
[ 教 員 ]
[ 大 学 院 ]
|