Keio University 文学部

Japanese Literature

国文学専攻

 国文学専攻では、日本の文芸や言語・芸能・民俗・演劇・絵画等、広い意味での日本文化を対象とする研究を行っています。現有スタッフの専門領域は、古事記・日本紀・万葉集等の上代文芸、源氏物語を中心とする中古文学、古代・中世の日本漢学、中世の和歌・軍記・芸道・古典研究、御伽草子・仮名草子等の絵本・絵巻、泉鏡花・森鴎外等を中心とする近現代文学、上代から現代に至る日本語の諸相等です。それぞれの研究方法は文献学・書誌学的側面から、あるいは折口民俗学や芸能史的視座から、また文芸学、文化研究的、言語学的方面からと様々ですが、必ずしも特定の時代や分野、研究方法にこだわっているわけではなく、幅広く、多彩な研究と教育を行って来ています。
 真の国際人には、自国の文化についての広い教養が必要です。国文学専攻は文芸・言語・民俗を中心として、広く日本文化を考えて行こうというところです。そして、それを自由な雰囲気の下にのびのびとやって行こうというのが専攻の気風で、最近の学生諸君の卒業論文のテーマが実に多種多様で、古典文芸、近現代文学,日本語研究を中心に風俗、映像文化、文化史等を対象とするものにまで広がりを見せているのも、それを如実に物語っているものと言えます。
 2年次の年度末に行われる万葉旅行は、飛鳥・吉野等、万葉集ゆかりの地を訪う研修旅行で、折口信夫以来の伝統ある行事です。それは、2年次に行われる都内の文学散歩や4年次のゼミ合宿ともども、教員・学生の相互理解を深める楽しい場となっています。