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美学美術史学専攻

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名前/職位

専攻/専門領域/研究内容

  • 金山 弘昌
    Kanayama, Hiromasa
    教授

    美学美術史学専攻
    西洋美術史

    美術史専攻ながら、主な研究分野は16・17世紀イタリア建築史です。また版画や彫刻も研究テーマとして取上げてきました。近年の関心は、ガリレオの事例に代表される、17世紀当時の科学と美術・建築との相関性です。

  • 後藤 文子
    Goto, Fumiko
    教授

    美学美術史学専攻
    西洋美術史

    ドイツ近代美術を中心として研究に取り組んでいます。いま進めている研究は、19世紀から20世紀への転換期において美術・建築・庭園が相互に接合する様相を、クロス・ディシプリナリー(美術史学/芸術学/自然科学)の立場から解明する庭園芸術学の試みです。

  • 佐々木 康之
    SASAKI, Yasuyuki
    准教授

    美学美術史学専攻
    日本美術史

    日本の古代、中世仏教彫刻史を専門とし、主に平安時代の浄土教彫刻を研究対象としてきました。彫刻作品単体だけでなく、それを置く場を構成する絵画、工芸の各種表現や、さらには観者との関係に強い関心があります。また、美術館勤務の経験から、彫刻や工芸作品の展覧会での見せ方についても、一緒に考えていきたいと思います。

  • 杉村 浩哉
    SUGIMURA, Hiroya
    教授(有期)

    美学美術史学専攻
    美術館学、近現代美術史

    美術も美術史も、動かずに止まっているものではありません。評価の定まったかに見える名作も、誰にも認められずに埋もれている作品も、今生まれたばかりの表現も、私たちと出会う中で日々新たに生まれ変わっていくものと考えています。美術館はそうした出会いの場であり、私たちが私たちの美術史を創り出していく実践の場なのです。大きな制約や、ときに激しい議論の巻き起こる美術館について、現場に片足を置きながら考え続けています。

  • 遠山 公一
    Toyama, Koichi
    教授

    美学美術史学専攻
    西洋美術史

    主に15世紀イタリア初期ルネサンスの彫刻および絵画を研究しています。絵画においては、祭壇画や祈念画など機能的な見方、および近世におけるイリュージョニスティックな陰影のシステム導入と中世以来の象徴的な光と影との間に生じる相克に関心があります。彫刻においては、台座や素材の象徴性に興味があります。いずれも美術作品と場所や観者との関係が本質的な私のテーマです。

  • 内藤 正人
    Naito, Masato
    教授

    美学美術史学専攻
    日本美術史

    日本の近世期、江戸時代の絵画史と版画史が専門で、とくに浮世絵や琳派などの作品や作者が主要な研究対象です。このほか、物語絵や風俗画の系譜に連なる古代・中世から近・現代までの絵画作例全般についても、強い関心を抱いています。さらにその先にある問題として、世界の美術史における日本美術の位置付け、という大きなテーマにも取り組んでいます。

  • 中尾 知彦
    Nakao, Tomohiko
    教授

    美学美術史学専攻
    アーツ・マネジメント

    アーツ・マネジメント、すなわち、オーケストラ、オペラ、劇団、ダンス・カンパニー、美術館等の芸術組織のマネジメント(=経営)の調査研究と教育に取り組んでいます。日本でも他国でも、芸術組織の多くは非営利あるいは公共の組織となっていることが多く、非営利の芸術組織を中心とした研究ということもできます。

  • 西川 尚生
    Nishikawa, Hisao
    教授

    美学美術史学専攻
    音楽学、西洋音楽史

    W. A. モーツァルトを中心とする古典派音楽の研究。モーツァルトの手稿譜の調査を通じて、作品をめぐる諸問題(成立過程、演奏実践、同時代の受容等)を解明しようと考えています。18世紀のウィーンとザルツブルクにおける宮廷楽団、劇場、公開演奏会、楽譜出版についても研究を進めています。

  • 福田 弥
    Fukuda, Wataru
    教授

    美学美術史学専攻
    音楽学、西洋音楽史

    19世紀ロマン主義の作曲家フランツ・リストの音楽、とりわけ宗教的作品が研究対象です。残された手稿譜や書簡などから、作品の成立過程、稿と編曲の関係、さらに作品を取り巻く環境などの解明に取り組んでいます。

  • 望月 典子
    Mochizuki, Noriko
    教授

    美学美術史学専攻
    西洋美術史・芸術学

    17世紀フランス美術史・美術論。ニコラ・プッサン研究を中心に、プッサンの作品を規範として掲げた17世紀後半の王立絵画彫刻アカデミーにおける美術理論の確立とその変容に関心を持っています。画家の制作論、実際の作品とその受容、作品や画家を巡る言説、社会的文脈、美術コレクションなど、相互に絡み合う様々な要因を考察に加え、研究に取り組んでいます。

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