今日の世界の状況の中で最も重要な課題の一つは，文化や民族のあり方を考え直し，相互理解を進めていくことであろう．文化人類学 (民族学）は，異文化の緻密な現地調査を通して，文化や社会の多様性を明らかにし，異文化を鏡として自らを新たに見つめ直すことで，人間をより深く知ることに貢献してきた．しかし，人類学は常に記述や表象の内容を問われるという宿命を背負っており，そのあり方を常に問い直す必要に迫られ，人間の相互理解の困難さを改めて認識することにもなる．人々が容易に国境を越え，様々な文化が混淆するようになった現在，他者理解は重要性を帯び文化人類学の果たす役割は大きい．
1. 概説書
- 綾部恒雄編『文化人類学20の理論』弘文堂、2006．
- 綾部恒雄・桑山敬己編『よくわかる文化人類学』ミネルヴァ書房、2006．
- 山下晋司編『文化人類学入門-古典と現代をつなぐ20のモデル』弘文堂，2005.
- 太田好信・浜本満編『メイキング人類学』世界思想社、2005．
- 波平恵美子編『文化人類学 第2版』医学書院，2002 (1993)．
- 綾部恒雄編『文化人類学最新術語100』弘文堂，2002．
- 山下晋司編『文化人類学キーワード』新曜社，1997．
- 米山俊直編『現代文化人類学を学ぶ人のために』世界思想社，1995．
- 米山俊直・谷 泰編『文化人類学を学ぶ人のために』世界思想社，1991．
- 波平恵美子『暮らしの中の文化人類学〈平成版〉』出窓社，1999 (1986)．
- 太田好信・浜本 満編『メイキング人類学』世界思想社，2005.
- 中村雄二郎『術語集』，『術語集』II，岩波新書，1984, 1998．
- 船曳建夫編『文化人類学のすすめ』筑摩書房，1998．
- 村武精一・佐々木宏幹編『文化人類学』有斐閣Sシリーズ，1991．
- 原尻英樹編『世界の民族』放送大学教育振興会，1998．
- 江渕一公『文化人類学』放送大学教育振興会，2000．
- 伊藤幹治・米山俊直 編『文化人類学へのアプローチ』ミネルヴァ書房，1988．
- 中根千枝『社会人類学』講談社学術文庫，2002 (1987)．
- 山口昌男『文化人類学の視角』岩波書店，1986．
- 山口昌男『文化人類学への招待』岩波新書，1982．
- 祖父江孝男・原尻英樹『文化人類学』放送大学教育振興会，1996．
- 前川啓治『グローカリゼーションの人類学』新曜社，2004．
- 中島成久編『グローバリゼーションのなかの文化人類学案内』明石書店，2003．
- 田中雅一・中谷文美編『ジェンダーで学ぶ文化人類学』世界思想社，2005．
- 奥野克己・花渕馨也編『文化人類学のレッスン』学陽書房、2005．
- 松田素二・川田牧人編『エスノグラフィー・ガイドブック』嵯峨野書院，2002．
- 中川 敏『異文化の語り方』世界思想社，1992．
- 中川 敏『交換の民族誌』世界思想社，1992．
- 小田 亮『構造人類学のフィールド』世界思想社，1994．
- 綾部恒雄編『人間の一生』アカデミア出版会，1979．
- 合田 濤編『現代社会人類学』弘文堂，1989．
- 石川栄吉編『現代文化人類学』弘文堂，1978．
- 宮本 勝・清水芳見編『文化人類学講義』八千代出版，1999．
- 祖父江孝男『文化人類学入門』中公新書，1979．
- 吉田禎吾『文化人類学読本』東洋経済新報社，1975．
- 吉田禎吾・蒲生正男編『社会人類学』有斐閣，1974．
- 青柳真智子編『中学・高校教育と文化人類学』大明堂，1996．
- 綾部恒雄編『文化人類学のフロンティア』ミネルヴァ書房，2003．
- 斗鬼正一『目からウロコの文化人類学入門』ミネルヴァ書房，2003．
- 住原則也・箭内匡・芹澤知広『異文化の学びかた・描きかた』世界思想社，2002．
- 片山隆裕編『アジアの文化人類学』ナカニシヤ出版，1999．
- 森部 一他編『変貌する社会』ミネルヴァ書房，1997．
- 木村重信編『民族芸術学』日本放送出版協会，1986．
- 長崎暢子・山内昌之編『現代アジア論の名著』中公新書，1992．
- 国分良成編『世界のなかの東アジア』慶應義塾大学出版会、2006．
- 『岩波講座 文化人類学』全12巻（新たな人間の発見，環境の人間誌，「もの」の人間世界，個からする社会展望，民族の生成と論理，紛争と運動，異文化の共存，儀礼とパフォーマンス，神話とメディア，宗教の現代，思想化される周辺世界）岩波書店，1996-1997
2. 概説書（翻訳）
- ヘンドリー『社会人類学入門』法政大学出版局，2002．
- フォックス『人類学の挑戦』法政大学出版局，2002．
- フォックス『人類学との出会い』思索社，1977 (1973)．
- ピーコック『人類学とは何か』岩波書店（同時代ライブラリー），1993 (1986)．
- リーチ『社会人類学研究案内』岩波書店（同時代ライブラリー），1985 (1982)．
- リーチ『文化とコミュニケーション』紀伊国屋書店，1981 (1976)．
- ボック『現代文化人類学入門』全4巻，講談社学術文庫，1977 (1974)．
- リーンハート『社会人類学』岩波書店，1967 (1964)．
- ビーティ『社会人類学』社会思想社，1968 (1964)．
- サーヴィス『民族の世界』講談社学術文庫，1991 (1958)．
- クラックホーン『人間のための鏡』サイマル出版会，1971 (1957)．講談社新書．
- シュルツ，ラヴェンダ『文化人類学』上・下，古今書院，1993．
- ピアジェ『構造主義』白水社，クセジュ文庫，1970．
- エヴァンス＝プリチャード『社会人類学』同文館，1957 (1954)．
- エヴァンス＝プリチャード他『人類学入門』弘文堂，1970 (1966)．
- ポコック他『社会人類学入門』弘文堂，1970．
- エメット，マッキンタイア『社会学理論と哲学的分析』弘文堂，1976 (1970)．
- スペルベル『人類学とはなにか』紀伊国屋書店，1984 (1982)．
3．紀行・エッセイ・民族誌
- グリオール『水の神』せりか書房，1987 (1948)．
- グリオール，ディテルラン『青い狐』せりか書房，1986 (1965)．
- クローバー『イシ』岩波書店（同時代ライブラリー），1991 (1961)．
- ラビノー『異文化の理解』岩波書店，1980 (1977)．
- ミード『フィールドからの手紙』岩波書店，1984 (1977)．
- レーナルト『ド・カモ』せりか書房，1990 (1947)．
- ベルナツーク『黄色い葉の精霊』平凡社，東洋文庫，1968 (1939)．
- 田中 了・ゲンダーヌ『ゲンダーヌ』徳間書店，1978．
- ルイス『貧困の文化』新潮社，1970 (1959)．
- ルイス『サンチェスの子供たち』全2巻，みすず書房，1969 (1961)．
- ルイス『ラ・ビーダ』全3巻，みすず書房，1971 (1964)．
- モハンティ『わがふるさとのインド』平凡社，1975 (1973)．
- モハンティ『わがふるさとのインドの変貌』平凡社，1992 (1990)．
- ガードナー『河辺の詩』風響社，2002．
- ユエンフォン・ウーン『生寡婦（グラスウィドウ）』風響社，2003．
- 費 孝通『中国農村の細密画』研文出版，1985 (1939)．
- チャン，マドスン，アンガー『チェン村』筑摩書房，1989 (1984)．
- ウルフ『リン家の人々』風響社，1998．
- ピット=リヴァース『シエラの人々』弘文堂，1980 (1954)．
- ターンブル『ブリンジ・ヌガグ（食べ物をくれ）』筑摩書房，1974 (1972)．
- ターンブル『アフリカの部族生活』社会思想社（教養文庫），1972 (1966)．
- ターンブル『森の民』筑摩書房，1976 (1962)．
- ホール『沈黙のことば』南雲堂，1966 (1959)．
- ホール『かくれた次元』みすず書房，1970 (1966)．
- 青木晴夫『滅びゆくことばを追って』岩波書店（同時代ライブラリー），1998．
- カスタネダ『呪術師と私』二見書房，1974 (1968)．
- カスタネダ『未知の次元』講談社学術文庫，1993．
- エレナ・ヴァレロ『ナパニュマ』早川書房，1984．
- ナイハルト『ブラック・エルクは語る』社会思想社（教養文庫），1977．
- オベーセーカラ『メドゥーサの髪』言叢社，1988 (1981)．
- クラパンザーノ『精霊と結婚した男』紀伊国屋書店，1991 (1980)．
- ホワイト『ストリート・コーナー・ソサエティ』垣内出版，1973 (1943)．
- ウィリス『ハマータウンの野郎ども』ちくま文庫，1996 (1977)．
- エンブリー『日本の村－須恵村』日本評論社，1988 (1939)．
- コンドミナス『森を食べる人々』紀伊国屋書店，1993．
- レリス『幻のアフリカ』河出書房新社，1995 (1934)．
- 川田順造『曠野から』筑摩書房，1973．中公文庫．
- 川田順造『サバンナの博物誌』ちくま文庫，1991 (1979)．
- 川田順造『西の風・南の風』河出書房新社，1992．
- 山口昌男『知の祝祭』河出文庫，1988 (1977)．
- 山口昌男『道化的世界』ちくま文庫，1988 (1975)．
- 山口昌男『歴史・祝祭・神話』中公文庫，1978 (1974)．
- 岩田慶治『コスモスの思想』岩波書店（同時代ライブラリー），1993 (1976)．
- 岩田慶治『草木虫魚の人類学』講談社学術文庫，1990 (1973)．
- 岩田慶治『カミの誕生』講談社学術文庫，1990 (1970)．
- 岩田慶治『日本文化のふるさと』角川選書，1991 (1996)．
- 松原正毅『遊牧民の肖像』角川選書，1990．
- 松原正毅『遊牧の世界』上・下，中公新書，1983．
- 川喜田二郎『鳥葬の国』講談社学術文庫，1992 (1960)．
- 真木悠介『気流の鳴る音』ちくま文庫，1986 (1977)．
- 金 両基『キムチとお新香』中公文庫，1987 (1978)．
- 青木 保『沈黙の文化を訪ねて』中公文庫，1982 (1976)．
- 青木 保『タイの僧院にて』中公文庫，1979 (1976)．
- 村井吉敬『小さな民からの発想』時事通信社，1982．
- 中村雄二郎『魔女ランダ考』岩波書店（同時代ライブラリー），1990 (1983)．
- 中沢新一『チベットのモーツアルト』せりか書房，1983．
- 市川光雄『森の狩猟民』人文書院，1982．
- 野村雅一『しぐさの世界』日本放送出版協会，1983．
- 長島信弘『テソ民族誌』中公新書，1972．
- 和崎洋一『スワヒリの世界にて』日本放送出版協会，1977．
- 片倉もと子『イスラームの日常世界』岩波新書，1991．
- 片倉もと子『アラビア・ノート』日本放送出版協会，1979．
- 大塚柳太郎『トーテムの住む森』東京大学出版会，1996．
- 内堀基光『森を食べる人々』東京大学出版会，1996．
- 谷 泰 『牧夫フランチェスコの一日』平凡社ライブラリー，1996 (1976)．
- 谷 泰 『カトリックの文化誌』日本放送出版協会，1997．
- 小川 了『サヘルに暮らす』日本放送出版協会，1987．
- 秋道智彌『海人の民族学』日本放送出版協会，1988．
- 大野俊雄『アフガニスタンの農村から』岩波新書，1971．
- 宮岡伯人『エスキモー』岩波新書，1987．
- 岸上伸啓『イヌイット』中央新書、2005．
- 可児弘明『香港の水上居民』岩波新書，1970．
- タゴール暎子『嫁してインドに生きる』ちくま文庫，1989 (1984)．
- 泉 靖一『フィールド・ノート』新潮社，1970．
- 原ひろ子『ヘアー・インディアンとその世界』平凡社，1989．
- 原ひろ子『極北のインディアン』中公文庫，1991 (1965)．
- 岸上伸啓『極北の民』弘文堂，1998．
- 和田正平『裸体の人類学』中公新書，1994．
- 日野舜也『アフリカの小さな町から』筑摩書房，1984．
- 加藤秀俊『アメリカの小さな町から』朝日選書，1987 (1965)．
- 中根千枝『未開の顔・文明の顔』中公文庫，1991 (1967)．
- 吉田禎吾『未開民族を探る』社会思想社，教養文庫，1965．
- 今西錦司『生物の世界』講談社文庫，1972 (1941)．
- 今西錦司『私の自然観』講談社学術文庫，1990 (1966)．
- 本多勝一『極限の民族』朝日新聞社，朝日文庫，1987 (1967)．
- 端 信行『サバンナの農民』中公新書，1981．
- 栗本英世『民族紛争を生きる人びと』世界思想社，1996．
- 黒田悦子『先住民ミヘの静かな変容』朝日選書，1996．
- 渡辺 靖『アフター・アメリカ』慶應義塾大学出版会，2004．
4. 事典・文献目録
- 『文化人類学事典』弘文堂，1987．
- 『文化人類学文献事典』弘文堂，2004.
- 『世界民族事典』弘文堂，2000.
- 『世界民族問題事典』［増補版］平凡社，2002．
- 『世界の民族』全20巻，平凡社，1978-1980.
- 『民族遊戯大事典』大修館書店，1998．
- 日本民族学会 編『日本民族学の回顧と展望』日本民族学協会，1966．
- 日本民族学会 編『日本の民族学〈1964-1983〉』弘文堂，1986．
- クライナー編『日本民族学の現在-1980年代から90年代へ』新曜社，1996．
- 『中国文化人類学文献解題』東京大学出版会，1995．
- 『華僑・華人事典』弘文堂，2002．
- 笠原政治編『日本の台湾原住民研究文献目録』風響社，1997．
- 林 美容，三尾裕子編『台湾民間信仰研究文献目録』風響社，1998．
- エヴァンス＝プリチャード編『世界の民族』全20巻，平凡社，1978．
- ヴォウルラス他『世界の民族と生活』全10巻，ぎょうせい，1980．
- アシュワース編『世界の少数民族を知る事典』明石書店，1991．
- キャッシュモア編『世界の民族・人種関係事典』明石書店，2000．
- マイノリティ・ライツ・グループ編『世界のマイノリティ事典』明石書店，1996．
- 『世界民族言語地図』東洋書林，2000．
- 『オセアニアを知る事典』平凡社，2000．
- 『アメリカを知る事典』（新訂増補）平凡社，2000
- 『東南アジアを知る事典』平凡社，1986．
- 『事典 東南アジア』弘文堂，1997．
- 『岩波イスラーム辞典』岩波書店，2002．
- 『新イスラム辞典』平凡社，2002．
- 『ベトナムの事典』同朋舎，1999
- 『朝鮮を知る事典』平凡社，1986．
- 『アメリカを知る事典』平凡社，1986．
- 『ラテン・アメリカを知る事典』平凡社，1987．
- 『アフリカを知る事典』平凡社，1989．
- 『ロシア・ソ連を知る事典』平凡社，1987．
- 『南アジアを知る事典』平凡社，1992．
- 『オセアニアを知る事典』平凡社，1990．
- 『太平洋諸島百科事典』原書房，1989．
- 『タイの事典』同朋社出版，1993．
- 『沖縄を知る事典』紀伊国屋書店，2000.
- 『アジア読本』河出書房（中国，台湾，韓国，マレーシア，インド…）
- 『もっと知りたい』シリーズ，弘文堂（中国，タイ，インドネシア，ビルマ，マレーシア，サラワク，パキスタン，スリランカ，フィリピン，ベトナム，シンガポール，香港，バングラデシュ，ネパール，韓国，ニュージーランド，華僑，ラオス…）
- アジア経済研究所『発展途上地域地図目録』アジア経済出版会
- 東京都立大学社会人類学研究室編『社会人類学年報』の巻末文献．
- 『アエラムック 人類学がわかる』朝日新聞社，1995.
5. 学説史
(1）総論
- 綾部恒雄編『文化人類学群像』全3巻，アカデミア出版会，1986－1988．
- 綾部恒雄編『文化人類学15の理論』中公新書，1984．
- 綾部恒雄編『文化人類学の名著50』平凡社，1994．
- 瀬川昌久・西澤治彦編『中国文化人類学リーディングス』風響社、2006．
- 綾部恒雄他 編『文化人類学リィーディングス』アカデミア出版会，1982．
- 松園万亀雄編『社会人類学リィーディングス』アカデミア出版会，1982．
- 蒲生正男・大林太良・村武精一編『文化人類学』角川書店，1967．
- 祖父江孝男編訳『文化人類学リーディングス』誠信書房，1968．
- 蒲生正男編『現代文化人類学のエッセンス』ぺりかん社，1978．
- 山口昌男編『未開と文明』平凡社，1969．
- 寺田和夫『日本の人類学』角川書店，1975．
- サーリンズ『部族民』鹿島出版会，1972 (1968)．
- ウルフ『農民』鹿島出版会，1972．
- サーヴィス『狩猟民』鹿島出版会，1972．
- ポワリエ『民族学の歴史』白水社，クセジュ文庫，1970 (1938)．
- ガーバリーノ『文化人類学の歴史』新泉社，1987 (1977)．
- クーパー『人類学の歴史』明石書店，2000．
(2）進化主義
- タイラー『原始文化』誠信書房，1962 (1871)．
- モーガン『古代社会』上・下，岩波文庫，1958 (1877)．
- モーガン『アメリカ先住民のすまい』岩波文庫，1990．
- エンゲルス『家族・私有財産・国家の起源』岩波文庫，1965 (1884)．
- マレット『宗教と呪術』誠信書房，1967 (1909)．
- フレイザー『金枝篇』全5巻（縮刷版）岩波文庫，1941 (1915)．ちくま文庫（初版）2003．
- フレイザー『金枝篇』全8巻（完訳）国書刊行会，2004～-．
- マコーマック 編『図説 金枝篇』東京書籍，1994 (1978)．
- フレイザー『サイキス・タスク』岩波文庫，1939 (1909)．
- バハオーフェン『母権論』全3巻，みすず書房，1991-1995 (1861)．
- バハオーフェン『母権論序説』ちくま文庫，2002．
- 山室周平『モーガン』有斐閣，1965．
- 江守五夫『家族の起源』九州大学出版会，1989．
(3）伝播主義
- シュミット『民族と文化』上・下，河出書房新社，1970 (1924)．
- シュミット『母権』南山大学，1962 (1955)．
- イエンゼン『殺された女神』弘文堂，1977 (1966)．
- リバーズ『親族と社会組織』弘文堂，1978 (1925)．
- 住谷一彦『歴史民族学ノート』未来社，1983．
(4）機能主義
- デュルケーム『社会学的方法の基準』岩波文庫，1978 (1895)．
- モース，ユベール『供犠』法政大学出版局，1983 (1899)．
- デュルケーム，モース『分類の未開形態』法政大学出版局，1980 (1912)．
- モース『エスキモー社会』未来社，1981 (1906)．
- モース「贈与論」『社会学と人類学』Ⅰ，弘文堂，1973 (1950)．
- マリノフスキー「西太平洋の遠洋航海者」『世界の名著』59，中央公論社，1967 (1922)．
- マリノフスキー『未開社会における性と抑圧』社会思想社，1972 (1927)．
- マリノフスキー『未開人の性生活』新泉社，1971 (1929)．
- マリノフスキー『文化の科学的理論』岩波書店，1958 (1944)．
- マリノフスキー『バロマ』未来社，1982．
- マリノフスキー『性・文化・神話』人文書院，1996．
- マリノフスキー『性・家族・社会』人文書院，1993．
- マリノフスキー『マリノフスキー日記』平凡社，1967．
- ラドクリフ=ブラウン『未開社会における構造と機能』新泉社，1974 (1952)．
- ファース『価値と組織化』早稲田大学出版部，1978 (1961)．
- ローウィー『原始社会』未来社，1979．
(5）構造主義
- レヴィ=ストロース他『マルセル・モースの世界』みすず書房，1974．
- レヴィ=ストロース『悲しき熱帯』上・下，中央公論社，2001 (1955)．
- レヴィ=ストロース「料理の三角形」『レヴィ＝ストロースの世界』みすず書房，1968．
- レヴィ=ストロース『アスディワルの武勲詩』青土社，1993．
- レヴィ=ストロース『野生の思考』みすず書房，1973 (1962)．
- レヴィ=ストロース『構造人類学』みすず書房，1972 (1958)．
- レヴィ=ストロース『今日のトーテミズム』みすず書房，1970 (1962)．
- レヴィ=ストロース『仮面の道』新潮社，1977 (1975)．
- リーチ『レヴィ=ストロース』ちくま文庫，2000 (1970)．
- 小田 亮『レヴィ=ストロース入門』筑摩書房，2000．
- デ・ヨセリン=デ・ヨング他『オランダ構造人類学』せりか書房，1987．
- 吉田禎吾・板橋作美・浜本 満『レヴィ＝ストロース』清水書院，1991．
- 渡辺公三『レヴィ=ストロース』講談社，1996．
- ドッス『構造主義の歴史』上・下，国文社，1999.
- デュモン『個人主義論考』言叢社，1993 (1983)．
(6）文化とパーソナリティ
- リントン『文化人類学入門』東京創元社，1952 (1945)．
- リントン『世界危機における人間科学』上・下，新泉社，1974 (1945)．
- リントン『人類学的世界史』至誠堂，1976 (1955)．
- クローバー『文明の歴史像』社会思想社，1971 (1963)．
- ボック『心理人類学』東京創元社，1987 (1980)．
- 祖父江孝男『文化とパーソナリティ』弘文堂，1976．
(7）文化様式論
- ベネディクト『文化の型』社会思想社，1973 (1934)．
- ベネディクト『菊と刀』社会思想社，教養文庫，1967 (1946)．
- ベネディクト『人種主義』名古屋大学出版会，1997．
- ラスプリー『マーガレット・ミードとルース・ベネディクト』明石書店，2004．
- ミード『人類学者ルース・ベネディクト』社会思想社，1977 (1974)．
- ミード『女として人類学者として』社会思想社，1975 (1972)．
(8）新進化論
- サーリンズ，サーヴィス『進化と文化』新泉社，1976 (1960)．
- スチュワード『文化変化の理論』弘文堂，1979 (1955)．
- サーヴィス『文化進化論』社会思想社，1977 (1971)．
- サーヴィス『未開の社会組織』弘文堂，1978 (1965)．
(9）解釈人類学
- ギアツ『文化の解釈学』I・II，岩波書店，1987 (1973)．
- ギアツ『ローカル・ノレッジ』岩波書店，1999 (1991） (1983)．
- ギアツ『文化の読み方/書き方』岩波書店，1996 (1988)．
- ギアツ『解釈人類学と反＝反相対主義』みすず書房，2002．
(10）現代の潮流
- ブラウン『ヒューマン・ユニヴァーサルズ』新曜社，2002．
- ロサルド『文化と真実』日本エディタースクール出版部，1998.
- 渡辺公三『司法的同一性の誕生』言叢社，2003．
- 田辺繁治『生き方の人類学』講談社現代新書，2003．
- 大塚和夫『いまを生きる人類学』中央公論社，2002．
- オジェ『同時代世界の人類学』藤原書店，2002．
- ルジャンドル『ドグマ人類学総説』平凡社，2003．
- 上野千鶴子 編『構築主義とは何か』勁草書房，2001
- ドレイファス，ラビノウ『ミシェル・フーコー』筑摩書房，1996．
- バリッジ『個のアイデンティティー』世界思想社，1997 (1979)．
- ケピング『他者へのまなざし』新泉社，1998．
6. 家族と親族
- カリザス他編『人というカテゴリー』紀伊国屋書店，1995 (1985)．
- キージング『親族集団と社会構造』未来社，1982 (1975)．
- フォックス『親族と婚姻』思索社，1977 (1967)．
- レヴィ=ストロース『親族の基本構造』上・下，青弓社，2000 (1949)．
- レヴィ=ストロース「家族」 (1959)『文化人類学リーディングス』誠信書房，1968．
- ニーダム『構造と感情』弘文堂，1977 (1967)．
- リーチ『人類学再考』思索社，1977 (1967)．
- マードック『社会構造』新泉社（新版），2001 (1949)．
- スパイロ『母系社会のエディプス』紀伊国屋書店，1990 (1982)．
- グッドイナフ『文化人類学の記述と比較』弘文堂，1977 (1970)．
- デュモン『文化人類学の二つの理論』弘文堂，1977 (1971)．
- エヴァンス=プリチャード『ヌアー族の親族と婚姻』岩波書店，1985 (1951)．
- デュモン『ホモ・ヒエラルキクス』みすず書房，2001 (1980).
- デュモン『インド文明とわれわれ』みすず書房，1997.
- シュー『比較文明社会論』培風館，1970．
- 村武精一『家族の社会人類学』弘文堂，1973．
- 山路勝彦『家族の社会学』世界思想社，1981．
- 村武精一編訳『家族と親族』未来社，1981．
- 須藤健一『母系社会の構造』紀伊国屋書店，1989．
- 蒲生正男編『人間と親族』（現代のエスプリ80）至文堂，1974．
- 菊池 靖『東南アジアの社会と親族』（現代のエスプリ183）至文堂，1982．
- 比嘉政夫『沖縄の門中と村落祭祀』三一書房，1983．
- 蒲生正男『日本人の生活構造序説』ぺりかん社，1978．
- 馬淵東一「オナリ神をめぐる類比と対比」(1968)『馬淵東一著作集』3，社会思想社，1974．
- 瀬川昌久『中国社会の人類学』世界思想社，2004．
- 瀬川昌久『族譜』風響社，1996
- 中根千枝『家族の構造』東京大学出版会，1970．
- 中根千枝『タテ社会の人間関係』講談社新書，1967．
- 中根千枝『家族を中心とする人間関係』講談社学術文庫，1977．
- 坪内良博・前田成文『核家族再考』弘文堂，1977．
- 和田正平『性と結婚の民族学』同朋社出版，1988．
- 渡邊欣雄編『親族の社会人類学』（現代の文化人類学3）至文堂，1982．
- 渡邊欣雄編『祖先祭祀』（環中国海の民族と文化3）凱風社，1989．
- 原 ひろ子編『諸文化と家族』（現代のエスプリ別冊）至文堂，1984．
- 石川栄吉『原始共同体』日本評論社，1970．
- 清水昭俊編『家族の自然と文化』弘文堂，1989．
- 清水昭俊『家・身体・社会』弘文堂，1983．
- 片多 順『老人と文化』垣内出版，1981．
- 青柳まち子編『老いの人類学』世界思想社，2004．
- ブレーガー・ヒル編『異文化結婚』新泉社、2005．
7. ジェンダーとフェミニズム
- 江原由美子・金井淑子編『フェミニズムの名著50』平凡社，2002．
- アードナー，オートナー他『男が文化で女は自然か？』晶文社，1987．
- マネー，タッカー編『性の署名』人文書院，1979 (1975)．
- ビーチ編『性行動の世界』上・下，至誠堂，1968 (1951)．
- イリイチ『ジェンダー』岩波書店，1984 (1982)．
- イリイチ『シャドウワーク』岩波書店（同時代ライブラリー），1990 (1981)．
- ボーヴォワール『第二の性』全3巻，新潮文庫，2001 (1949)．
- ミッチェル『男と女の性差』紀伊国屋書店，1983 (1981)．
- ファン・バール『互酬性と女性の地位』弘文堂，1980．
- ミード『サモアの思春期』蒼樹書房，1976 (1928)．
- ミード『男性と女性』上・下，創元社，1961 (1949)．
- バトラー『ジェンダー・トラブル』青土社，1999．
- ナンダ『ヒジュラ--男でも女でもなく』青土社，1999．
- 瀬地山 角『東アジアの家父長制』勁草書，1996．
- 江原由美子他『ジェンダーの社会学』新曜社，1989．
- 上野千鶴子『資本制と家事労働』岩波書店，1990．
- 上野千鶴子『女は世界を救えるか』勁草書房，1986．
- 『日本のフェミニズム』全7巻，別冊1，岩波書店，1994－1995．
- 『ジェンダーの社会学』（現代社会学11），岩波書店，1996．
- 江原由美子・金井淑子編『フェミニズム』新曜社，1997．
- 金井淑子『女性学の挑戦』明石書店，1997．
- 上野千鶴子『ナショナリズムとジェンダー』青土社，1998.
- 渡辺恒夫『脱男性の時代』勁草書房，1986．
- 川橋範子・黒木雅子『混在するめぐみ』人文書院，2004．
- 森谷裕美子『ジェンダーの民族誌』九州大学出版会，2004．
- 窪田幸子『アボリジニ社会のジェンダー人類学』世界思想社、2005．
8. 性
- 高畑由起夫編『性の人類学』世界思想社，1994．
- 『性と文化表象』（文化人類学4）アカデミア出版会，1987．
- 松園万亀雄編『性の文脈』くらしの文化人類学4，雄山閣，2003．
- 松園万亀雄編『性と出会う』講談社，1996.
- 山本真鳥編『性と文化』法政大学出版局，2004．
- 小田 亮『性』三省堂，1996．
- 川田順造 編『近親性交とそのタブー』藤原書店，2001．
- フーコー『性の歴史』全3巻，新潮社，1986 (1976)．
- フランドラン『性と歴史』新評論，1987．
- プラマー『セクシュアル・ストーリーの時代』新曜社，1998.
- モリス『セックスウォッチング』小学館，1998.
- 須藤健一・杉島敬志編『性の民族誌』人文書院，1993．
9，女性
- 中谷文美『「女の仕事」のエスノグラフィー』世界思想社，2003．
- 窪田幸子・八木祐子編『社会変容と女性』ナカニシヤ出版，1999．
- 野村伸一編『東アジアの女神信仰と女性生活』慶應義塾大学出版会，2004．
- 田中雅一編『女神』平凡社，1998．
- 綾部恒雄編『女の民族誌』全2巻，弘文堂，1997．
- 綾部恒雄編『女の文化人類学』弘文堂，1982．
- 和田正平編『アフリカ女性の民族誌』明石書店，1996．
- 牛島 巌・松沢員子編『女性の人類学』（現代の人類学5）至文堂，1984．
- ドゥーデン『女の皮膚の下』藤原書店，1994 (1987)．
- 大越愛子『女性と宗教』岩波書店，1997．
10．言語・記号論
- 光延明洋・宮岡伯人編『言語人類学を学ぶ人のために』世界思想社，1996．
- 池上嘉彦他『文化記号論への招待』有斐閣，1983．
- ハイムズ『ことばの民族誌』紀伊国屋書店，1979 (1977)．
- バーリング『言語と文化』ミネルヴァ書房，1974 (1970)．
- ヒッカーソン『ヒトとコトバ』大修館書店，1982．
- オースティン『言語と行為』大修館書店，1979．
- サール『言語行為』勁草書房，1986．
- バーンスティン『言語社会化論』明治図書出版，1981 (1971)．
- マルチネ『言語学事典』大修館書店，1972．
- シービオク『シャーロック・ホームズの記号論』岩波書店，1981 (1980)．
- エーコ『記号論』I・II，岩波書店，1980 (1976)．
- ホークス『構造主義と記号論』紀伊国屋書店，1979．
- バルト『零度のエクリチュール』みすず書房， (1967），ちくま文庫．
- ソシュール『言語学原論』岩波書店，1954 (1916)．
- カラー『ソシュール』岩波書店，1978．
- サピア，ウォーフ他『文化人類学と言語学』弘文堂，1970．
- サピア『言語』岩波書店，1998．
- ヤコブソン『一般言語学』みすず書房，1973 (1965)．
- ウォーフ『言語・思考・現実』弘文堂，1978 (1956)．
- サピア『言語』紀伊国屋書店，1957 (1921)．
- サピア『言語・文化・パーソナリティ』北星堂，1983 (1949)．
- トドロフ『象徴の理論』法政大学出版局，1987 (1977)．
- カラー『ロラン・バルト』青弓社，1991 (1983)．
- クリステヴァ『恐怖と権力』法政大学出版局，1984 (1980)．
- バンヴェニスト『インド・ヨーロッパ諸制度語彙集』I・II, 言叢社，1986－1987， (1969)．
- ロトマン『映画の記号論』平凡社，1987．
- ロトマン『文学と文化記号論』岩波書店，1979．
- バフチン『言語と文化の記号論』新時代社，1980．
- サーリンズ『人類学と文化記号論』法政大学出版局，1987 (1976)．
- 和田佑一・崎山 理編『言語人類学』（現代の人類学3）至文堂，1983．
- 唐須教光『文化の言語学』勁草書房，1988．
- 丸山圭三郎『ソシュールの思想』岩波書店，1981．
- 梅棹忠夫・小川 了編『ことばの比較文明学』福武書店，1990．
- 鈴木孝夫『ことばと文化』岩波新書，1973．
- 池上嘉彦『記号学への招待』岩波新書，1984．
- 池上嘉彦『意味の世界』日本放送出版協会，1978．
- 山口昌男監修『説き語り 記号論』国文社，1981．
- 山口昌男編『文化記号論A-Z』学灯社，1984．
- 佐藤信夫『レトリック感覚』講談社学術文庫，1991 (1978)．
- 佐藤信夫『レトリック認識』講談社学術文庫，1991 (1981)．
- 佐藤信夫他『講座 記号論』全4巻，勁草書房，1981．
11. 精神分析と文化精神医学
- ローハイム『精神分析と人類学』上・下，思索社，1980．
- ローハイム『文化の起源と機能』三一書房，1972 (1943)．
- フロイト「トーテムとタブー」『フロイト著作集』3，人文書院，1969 (1913)．
- ベッテルハイム『性の象徴的傷痕』せりか書房，1982 (1954)．
- 野田正彰・谷 泰・米山俊直編『錯乱と文化』マルジュ社，1982．
- 藤岡喜愛『イメージ』日本放送出版協会，1983．
- 藤岡喜愛『イメージと人間』日本放送出版協会，1974．
- ジョンソン，フランク『「甘え」と依存』弘文堂，1997．
- キープ『トランス文化精神医学』誠信書房，1982 (1972)．
- ベイトソン『精神のコミュニケーション』新思索社，1995 (1951)．
- ベイトソン『精神の生態学』上・下，思索社，1987 (1972)．
- ベイトソン『精神と自然』思索社，1982 (1979)．
12．宗教と世界観
- 関 一敏・大塚和夫編『宗教人類学入門』弘文堂，2004．
- 吉田禎吾『宗教人類学』東京大学出版会，1984．
- 佐々木宏幹・村武精一編『宗教人類学』新曜社，1994．
- 吉田禎吾『魔性の文化誌』（第二版）みすず書房，1998 (1976)．
- 吉田禎吾『宗教と世界観』九州大学出版会，1983．
- 渡邊欣雄『風水の社会人類学』風響社，2001．
- 吉田禎吾・宮家準編『コスモスと社会』慶應通信，1988．
- 脇本平也『宗教学入門』講談社学術文庫，1997 (1983）（旧題：宗教を語る）
- エヴァンス=プリチャード『宗教人類学の基礎理論』世界書院，1967 (1965)．
- エヴァンス=プリチャード『ヌアー族の宗教』岩波書店，1982 (1956)．
- コムストック『宗教』東京大学出版会，1976．
- アサド『宗教の系譜』岩波書店，2003（1993）．
- アサド『世俗の形成』岩波書店、2006．
- 小口偉一他『宗教学』弘文堂，1979．
- 田辺繁治編『実践宗教の人類学』京都大学学術出版会，1993．
- 中牧弘允編『神々の相克』新泉社，1982．
- 古野清人『原始宗教』三一書房，1975．
- 杉本良男編『宗教と文明化』ドメス出版，2002．
- 鈴木正崇編『大地と神々の共生-自然環境と宗教』 昭和堂，1999．
- 鈴木正崇『スリランカの宗教と社会』春秋社，1996．
- ファン=ヘネップ『通過儀礼』弘文堂，1977 (1909)．
- ラ・フォンテイン『イニシエーション』弘文堂、2006．
- デュルケーム『宗教生活の原初形態』上・下，岩波文庫，1975 (1912)．
- レヴィ=ブリュール『未開社会の思惟』上・下，岩沢文庫，1953 (1910)．
- シェーラー『ガジュ・ダヤク族の神観念』弘文堂，1979 (1963)．
- フォーテス『祖先崇拝の論理』ぺりかん社，1980 (1961)．
- 嶋田義仁『稲作文化の世界観』平凡社，1998．
- 臼杵 陽『原理主義』岩波書店，1999．
- 山内昌之編『「イスラム原理主義」とはなにか』岩波書店，1996．
- 小杉 泰編『イスラームに何がおきているか』平凡社，1996．
- 『宗教的シンクレティズム』（文化人類学3）アカデミア出版会，1986．
- 宮家 準他編『宗教』（リィーディングス 日本の社会学19）東京大学出版会，1986.
- 『岩波講座 宗教』全10巻，岩波書店，2003-2004．
13. 呪術・妖術
- エヴァンス=プリチャード『アザンデ人の世界』みすず書房，2001．
- メア『妖術』平凡社，1970 (1969)．
- ロニー『呪術』白水社，1957．
- タンバイヤ『呪術・科学・宗教』思文閣，1996．
- マリノフスキー『呪術・科学・宗教・神話』人文書院，1997．
- マルティーノ『呪術的世界』平凡社，1988 (1948)．
- マーヴィック編『魔術師』未来社，1984．
- オーキフ『盗まれた稲妻--呪術の社会学』上・下，法政大学出版局，1997．
- 松田素二『呪医の末裔』講談社，2003.
14. シャーマニズム
- エリアーデ『シャーマニズム』ちくま文庫，2003 (1974)．
- エリアーデ『聖と俗』法政大学出版局，1969 (1957)．
- エリアーデ『生と再生』東京大学出版会，1971 (1958)．
- 『エリアーデ著作集』全10巻，せりか書房，1973．
- ルイス『エクスタシーの人類学』法政大学出版局，1985．
- 蛭川 立『彼岸の時間』春秋社，2002．
- 佐々木雄司 編『シャーマニズム』（現代のエスプリ165）至文堂，1981．
- 佐々木宏幹『シャーマニズムの人類学』弘文堂，1984．
- 佐々木宏幹『シャーマニズムの世界』講談社学術文庫，1993 (1983)．
- 佐々木宏幹『聖と呪力の人類学』講談社学術文庫，1996 (1989)．
- 佐々木宏幹『シャーマニズム』中公新書，1980．
- 『シャーマニズムの現在』（文化人類学6）アカデミア出版会，1989．
- 宮家 準・鈴木正崇編『東アジアのシャーマニズムと民俗』勁草書房，1994．
- ウォルシュ『シャーマニズムの精神人類学』春秋社，1996．
- 板垣明美『癒しと呪いの人類学』春風社、2006．
15. 象徴
- エルツ『右手の優越』ちくま文庫，2001 (1907)．
- ジラール『暴力と聖なるもの』法政大学出版局，1982 (1972)．
- バーガー『聖なる天蓋』新曜社，1979 (1969)．
- ランガー『シンボルの哲学』岩波書店，1957 (1941)．
- カッシーラー『シンボル・技術・言語』法政大学出版局，1999.
- ニーダム『象徴的分類』みすず書房，1993．
- ウィリス『人間と動物』紀伊国屋書店，1979 (1974)．
- ダグラス『汚穢と禁忌』思潮社，1972 (1966)．
- スペルベル『象徴的表現とはなにか』紀伊国屋書店，1979 (1974)．
- 波平恵美子『ケガレの構造』青土社，1984．
- 関根康正『ケガレの人類学』東京大学出版会，1995．
- 山口昌男『文化と両義性』岩波書店，1975．
- 山口昌男『文化の詩学』I・II，岩波書店，1983．
- 竹沢尚一郎『象徴と権力』勁草書房，1987．
- 上野千鶴子『構造主義の冒険』勁草書房，1985．
- 青木 保『境界の時間』岩波書店，1985．
- 青木 保『文化の翻訳』東京大学出版会，1978．
- 青木 保他『象徴人類学』（現代の人類学4）至文堂，1984．
- 大林太良編『神話・社会・世界観』角川書店，1972．
- 大貫恵美子『コメの人類学』岩波書店，1995．
- 馬淵東一「琉球世界観の再構成を目指して」『馬淵東一著作集』3，社会思想社，1974．
- ターナー・山口昌男編『見世物の人類学』三省堂，1983．
- 山口昌男『新編 人類学的思考』筑摩書房，1979．
- 真木悠介『時間の比較社会学』岩波書店，1979．
- アダム『時間と社会理論』法政大学出版局，1997．
- スペルベル，ウィルソン『関連性理論』研究社出版，1999．
16. 身体・スポーツ
- 市川 浩・山口昌男編『身体論とパフォーマンス』学燈社，1985．
- ダグラス『象徴としての身体』紀伊国屋書店，1970 (1983)．
- 福島真人『暗黙知の解剖』金子書房，2001．
- 福島真人編『身体の構築学』ひつじ書房，1995．
- 石田秀実編『東アジアの身体技法』勉誠出版，2000．
- ターナー『身体と文化』文化書房博文社，1999．
- 『叢書・身体と文化』全3巻，大修館書店，1999．
- レイヴ・ウェンガー『状況に埋めこまれた学習』産業図書，1993 (1991).
- 栗山茂久・北澤一利編『近代日本の身体感覚』青弓社，2004.
- 野村雅一『身ぶりとしぐさの人類学』中央公論社，1996.
- 菅原和孝『語る身体の民族誌』京都大学学術出版会，1998．
- 菅原和孝『身体の人類学』河出書房新社，1993．
- アイヒベルク『身体文化のイマジネーション』新評論，1997．
- チェスカ『スポーツ人類学入門』大修館書店，1988．
- 寒川恒夫編『教養としてのスポーツ人類学』大修館書店，2004．
17. 祭り
- 青木 保『儀礼の象徴性』岩波書店，1984．
- 青木 保・黒田悦子編『儀礼』東京大学出版会，1988．
- 大林太良編『儀礼』（現代のエスプリ60）至文堂，1972．
- ターナー『儀礼の過程』思索社，1969．
- ターナー『象徴と社会』紀伊国屋書店，1981 (1974)．
- カズヌーヴ『儀礼』三一書房，1973．
- コックス『愚者の饗宴』新教出版社，1971 (1969)．
- バブコック編『さかさまの世界』岩波書店，1984 (1978)．
- エーコ，イワーノフ，レクトール『カーニバル！』岩波書店，1987 (1984)．
- デュヴィニョー『無の贈与』東海大学出版会，1983．
- ブリッカー『カーニバル』人文書院，1986 (1973)．
- ベルセ『祭りと叛乱』新評論，1980．
- バフチーン『フランソワ・ラブレーの作品と中世・ルネッサンスの民衆文化』せりか書房，1973 (1965)．
- ブーイサック『サーカス』せりか書房，1984．
- 薗田 稔『祭りの現象学』弘文堂，1990．
- 柳川啓一『祭と儀礼の宗教学』筑摩書房，1987．
- 山口昌男『道化の民俗学』筑摩書房，1985．
- 伊藤幹治『宴と日本文化』中公新書，1984．
- 蔵持不二也『祝祭の構図』ありな書房，1984．
- 森田三郎『祭りの文化人類学』世界思想社，1990．
- 松平斉光『祭』朝日新聞社，1977 (1946)．
- 坂部 恵『仮面の解釈学』東京大学出版会，1976．
- 西村清和『遊びの現象学』勁草書房，1989．
- ホイジンガ『ホモ・ルーデンス』中公文庫，1973 (1938)．
- カイヨワ『遊びと人間』講談社学術文庫，1990 (1958)．
- バタイユ『呪われた部分』ちくま文庫，2003 (1976)．
18. 都市
- 松田素二『抵抗する都市』岩波書店，1999．
- 松田素二『都市を飼いならす』河出書房新社，1996．
- 関根康正編『〈都市的なるもの〉の現在』東京大学出版会，2004．
- 青柳清孝・松山利夫編『先住民と都市』青木書店，1999.
- 米山俊直『都市と祭りの人類学』河出書房新社，1986．
- 瀬川昌久編『香港社会の人類学』風饗社，1997．
- リンチ『都市のイメージ』岩波書店，1968 (1964)．
- リンチ『時間の中の都市』岩波書店，1974．
- ワーナー『現代社会人類学入門』世界書院，1961．
- レッドフィールド『未開世界の変貌』みすず書房，1978 (1953)．
- レッドフィールド『文明の文化人類学』誠信書房，1960 (1956)．
19. 認識と理解・論文集
- ニーダム『人類学随想』岩波書店，1986 (1981)．
- 松井 健『自然認識の人類学』どうぶつ社，1983．
- 松井 健『認識人類学論攷』昭和堂，1991．
- 福井勝義『認識と文化』東京大学出版会，1991．
- 合田 濤編『認識人類学』（現代の文化人類学1）至文堂，1982．
- 松原正毅編『人類学とは何か』日本放送出版協会，1989．
- 吉田禎吾編『異文化の解読』平河出版社，1989．
- 谷 泰編『文化を読む』人文書院，1991．
- 田辺繁治編『人類学的認識の冒険』同文館，1989．
- 牛島 巌編『象徴と社会の民族学』雄山閣出版，1987．
- 谷 泰編『人類学方法論の研究』京都大学人文科学研究所，1979．
- 谷 泰編『社会的相互作用の研究』京都大学人文科学研究所，1987．
- 石井米雄編『差異の事件誌』巌南堂，1984．
- 伊藤亜人他編『現代の社会人類学』全3巻，東京大学出版会，1987．
- 井上忠司・祖田 修・福井勝義編『文化の地平線』世界思想社，1994．
- 大塚和夫・合田 濤編『民族誌の現在』弘文堂，1995．
- 長野泰彦編『時間・ことば・認識』ひつじ書房，1999.
- 田辺繁治・松田素二編『日常的実践のエスノグラフィ』世界思想社，2002．
- 杉島敬志編『人類学的実践の再構築』世界思想社，2001．
- 川田順造『人類学的認識論のために』岩波書店，2004．
- 田中雅一・松田素二編『ミクロ人類学の実践』世界思想社、2006．
- 西井涼子・田辺繁治編『社会空間の人類学』世界思想社、2006．
20．病いと死
- フラー『オルタナティブ・メディスン』新宿書房，1992 (1989)．
- サンドライユ他『病の文化史』上・下，リブロポート，1984 (1980)．
- メカトーフ，ハンティントン『死の儀礼』未来社，1996 (1979)．
- バーリー『死のコスモロジー』凱風社，1998.
- ソンタグ『隠喩としての病い』みすず書房，1982 (1978)．
- イリイチ『脱病院化社会』晶文社，1979 (1976)．
- アリエス『死を前にした人間』みすず書房，1990 (1977)．
- アリエス『死と歴史』みすず書房，1983 (1975)．
- モラン『人間と死』法政大学出版会，1973 (1970)．
- ハート『死の学び方』法蔵館，1992．
- 石川栄吉他編『生と死の人類学』講談社学術文庫，2006（1985）．
- 長島信弘『死と病の民族誌』岩波書店，1987．
- 内堀基光・山下晋治『死の人類学』弘文堂，1986．
- 山折哲雄『死の民俗学』岩波書店，1990．
- 脇本平也『死の比較宗教学』岩波書店，1997.
- 島田裕巳『戒名』法蔵館，1991．
- 立川昭二『病気の社会史』日本放送出版協会，1971．
- 大木 昌『病と癒しの文化史』山川出版社，2002．
- 森山 工『墓を生きる人々』東京大学出版会，1996．
21. 医療
- クラインマン『臨床人類学』弘文堂，1992 (1986)．
- クラインマン『病いの語り』誠信書房，1996．
- グッド『医療・合理性・経験』誠信書房，2001．
- ヤング『PTSDの医療人類学』みすず書房，2001．
- ロック『脳死と臓器移植の医療人類学』みすず書房，2004．
- フォスター，アンダーソン『医療人類学』リブロポート，1987 (1978)．
- ロマヌッチ＝ロス他『医療の人類学』海鳴社，1989 (1983)．
- マッケイ，タウンゼント『医療人類学』大修館書店，1995．
- ラビノウ『PCRの誕生』みすず書房，1998.
- ハルドン、ファン・デル・ヘースト他『保健と医療の人類学』世界思想社、2004（2001）．
- 吉田正紀『民俗医療の人類学』古今書院，2000.
- 黒田浩一郎・進藤雄三編『医療社会学を学ぶ人のために』世界思想社，1999.
- 祖父江孝男編『医療人類学・映像人類学・教育人類学』（現代の文化人類学2）至文堂，1982．
- 波平恵美子『病気と治療の文化人類学』海鳴社，1984．
- 波平恵美子『脳死・臓器移植・がん告知』福武文庫，1988．
- 波平恵美子『病と死の文化』朝日選書，1990．
- 波平恵美子『医療人類学入門』朝日選書，1994．
- 波平恵美子『いのちの文化人類学』新潮社，1996．
- 波平恵美子編『病むことの文化』海鳴社，1990．
- 波平恵美子編『人類学と医療』弘文堂，1991．
- 波平恵美子『からだの文化人類学』大修館書店、2005．
- 大貫恵美子『日本人の病気観』岩波書店，1985．
- 河合香吏『野の医療』東京大学出版会，1998
- 中井久夫『治療文化論』岩波書店（同時代ライブラリー），1990 (1983)．
- 中川米造『医とからだの文化史』法政大学出版局，1983．
- 奥野克巳『帝国医療と人類学』春風社、2006．
- 近藤英俊・浮ヶ谷幸代編『現代医療の民族誌』明石書店，2003．
- 田代 順『小児がん病棟の子どもたち』青弓社，2003．
- 上杉富之編『現代生殖医療』世界思想社、2005．
- 鈴木七美『癒しの歴史人類学』世界思想社，2002．
- 野村一夫他『健康ブームを読み解く』青弓社，2003．
- 佐藤純一編『健康論の誘惑』文化書房博文社，2000．
- 上田紀行『癒しの時代を拓く』法蔵館，1997．
- 池田光穂『実践の医療人類学』世界思想社，2001．
- 出口 顕『臓器は「商品」か』講談社新書，2001．
- 出口 顕『誕生のジェネオロジー』世界思想社，1999．
- ペイヤー『医療と文化』世界思想社，1999．
- ホイ『清潔文化の誕生』紀伊國屋書店，1999．
22．政治・権力
- フレイザー『王権の呪術的起源』思索社，1986 (1905)．
- ホカート『王権』人文書院，1986 (1927)．
- エヴァンス=プリチャード他編『アフリカの伝統的政治体系』みすず書房，1972 (1940)．
- エヴァンス=プリチャード『ヌアー族』岩波書店，1978 (1940)．
- バランディエ『黒アフリカ社会の研究』紀伊国屋書店，1983 (1962)．
- バランディエ『政治人類学』合同出版，1971 (1969)．
- ギアツ『ヌガラ』みすず書房，1989 (1980)．
- リーチ『高地ビルマの政治体系』弘文堂，1987 (1954)．
- クラストル『国家に抗する社会』白馬書房，1987 (1974)．
- バランディエ『舞台の上の権力』平凡社，1982 (1980)．
- ロバーツ『秩序と紛争』西田書店，1982．
- セルトー『文化の政治学』岩波書店，1990 (1974)．
- クレーダー『国家の形成』鹿島出版会，1972 (1968)．
- ホーベル『法人類学の基礎理論』成文堂，1984 (1954)．
- ローウィ『国家の起源』社会思想社，1974 (1927)．
- ブロック『祝福から暴力へ』法政大学出版局，1994．
- 田中雅一 編『暴力の文化人類学』京都大学学術出版会，1998．
- ギルモア『攻撃の人類学』藤原書店，199．
- ド・ウーシュ『アフリカの供犠』みすず書房，1998．
- 松原正毅編『王権の位相』弘文堂，1991．
- 川田順造『無文字社会の歴史』岩波書店（同時代ライブラリー），1990 (1976)．
- 山口昌男『天皇制の文化人類学』岩波現代文庫，2000 (1989)．
- 須藤健一他編『象徴と権力』（社会人類学の可能性Ⅱ）弘文堂，1988．
- 山下晋司『儀礼の政治学』弘文堂，1988．
- 嶋田義仁『異次元交換の政治人類学』勁草書房，1993．
- 大森元吉編『法と政治の人類学』朝倉書店，1987．
- 福井勝義・春成秀爾 編『人類にとって戦いとは』全3巻，東洋書林，1999．
- 宮本 勝編『〈もめごと〉を処理する』雄山閣，2003．
- 杉島敬志編『土地所有の政治史』風響社，1999．
23．経済
- ポランニー『大転換』東洋経済新報社，1975 (1957)．
- ポランニー『文明の経済史』日本経済新聞社，1975 (1958)．
- ポランニー『人間の経済』I・II，岩波書店，1980 (1977)．
- ポランニー『経済と文明』サイマル出版会，1975 (1966)．
- ポランニー『ダホメーと奴隷交易』ちくま文庫，2004．
- メイヤスー『家族制共同体の理論』筑摩書房，1977．
- メイヤスー他『マルクス主義と経済人類学』柘植書房，1980．
- グリァスン『沈黙交易』ハーベスト社，1997．
- ゴドリエ『人類学の地平と針路』紀伊国屋書店，1978 (1976)．
- ゴドリエ『経済人類学序説』日本ブリタニカ，1980 (1969)．
- ゴドリエ『経済における合理性と非合理性』國文社，1984．
- ゴドリエ『贈与の謎』法政大学出版局，2000．
- プイヨン編『経済人類学の現在』法政大学出版局，1984 (1976)．
- ドルトン『経済体制の理論』サイマル出版会，1980 (1974)．
- ボードリヤール『消費社会の神話と構造』紀伊国屋書店，1979 (1970)．
- バタイユ『呪われた部分』二見書房，1973．
- サーリンズ『石器時代の経済学』法政大学出版局，1984 (1972)．
- エケ『社会的交換理論』新泉社，1980．
- ハリス『文化唯物論』上・下，早川書房，1987 (1979)．
- ダグラス『儀礼としての消費』新曜社，1984 (1979)．
- マリノフスキー『市の人類学』平凡社，1987．
- ブロック『マルクス主義と人類学』法政大学出版局，1996．
- スコット『モーラル・エコノミー』勁草書房，1999．
- 嶋田義仁『異次元交換の人類学』勁草書房，1993．
- 栗本慎一郎『経済人類学』東洋経済新報社，1979．
- 栗本慎一郎『幻想としての経済』角川文庫，1984 (1980)．
- 原 洋之介『クリフォード・ギアツの経済学』リブロポート，1985．
- ギアツ『インボリューション』NTT出版，2001 (1963)．
- 岩井克人『ヴェニスの商人の資本論』ちくま文庫，1992 (1985)．
- 吉沢英成『貨幣と象徴』ちくま文庫，1994 (1980)．
- 春日直樹『経済人類学の危機』世界書院，1988．
- 伊藤幹治『贈与交換の人類学』筑摩書房，1995．
- 山本 泰・山本真鳥『儀礼としての経済』弘文堂，1996．
24．口頭伝承
- バルト『物語の構造分析』みすず書房，1979 (1966)．
- ブレモン『物語のメッセージ』審美社，1975 (1964・1966)．
- ダンデス『民話の構造』大修館書店，1980 (1964)．
- ダンデス『フォークロアの理論』法政大学出版局，1994．
- オング『声の文化と文字の文化』藤原書店，1991．
- トンプソン『民間説話』上・下，社会思想社，教養文庫，1977 (1946)．
- ケレーニィ『迷宮と神話』弘文堂，1996，1973．
- プロップ『昔話の形態学』白馬書房，1983．
- リューティ『昔話』岩波書店，1985．
- リューティ『昔話の本質と解釈』福音館書店，1996．
- リューティ『メルヘンへの誘い』法政大学出版局，1997．
- ワシュテル，ナタン『神々と吸血鬼』岩波書店，1997．
- 河合隼雄『昔話の深層』福音館書店，1977．
- 河合隼雄『昔話と日本人の心』岩波書店，1982
- 川田順造『口頭伝承論』上・下，平凡社ライブラリー，2001 (1992)．
- 川田順造『聲』ちくま文庫，1998 (1988)．
- 川田順造他 編『口頭伝承の比較研究』全4巻，弘文堂，1984－87．
- 保苅実『ラディカル・オーラル・ヒストリー』御茶の水書房、2004．
25. 神話
- リーチ『神話としての創世紀』紀伊国屋書店，1989 (1966)．
- リーチ『聖書の構造分析』紀伊国屋書店，2006 (1983)．
- ラディン，ケレーニィ，ユング『トリックスター』晶文社，1974 (1954・1956)．
- リトルトン『新比較神話学』みすず書房，1981 (1966)．
- イワーノフ，トポローフ『宇宙樹・神話・歴史叙述』岩波書店，1983．
- エリアーデ『永遠回帰の神話』未来社，1963 (1949)．
- パノフ『無文字民族の神話』白水社，1985．
- キャンベル『千の顔をもつ英雄』上・下，人文書院，1984．
- アレンズ『人喰いの神話』岩波書店，1982．
- ケレーニイ『ギリシャの神話』全2巻，中公文庫，1985．
- 木村秀男『響きあう神話』世界思想社，1996．
- ドルマトフ『デサナ』岩波書店，1973 (1968)．
- レヴィ=ストロース『アスディワル武勲詩』青土社，1993．
- レヴィ=ストロース『やきもち焼きの土器作り』みすず書房，1990 (1985)．
- レヴィ=ストロース『神話論理』 I （生のものと火を通したもの）みすず書房、2006．
- 吉田敦彦・松村一男『神話学とは何か』有斐閣，1987．
- 吉田敦彦『水の神話』青土社，1999．
- 大林太良『神話学入門』中公新書，1966．
- 大林太良『神話の話』講談社学術文庫，1979．
- 大林太良『神話の系譜』講談社学術文庫，1986．
- 大林太良『稲作の神話』弘文堂，1973．
- 大林太良『東アジアの王権神話』弘文堂，1984．
- 大林太良編『民間説話の研究』同朋社，1987．
- 吉田敦彦『ギリシャ神話と日本神話』みすず書房，1974．
- 小川 了『トリックスター』海鳴社，1985．
- 小松和彦『神々の精神史』福武文庫，1992 (1978)．
- 友枝啓泰『雄牛とコンドル』岩波書店，1986．
- 谷 泰『聖書世界の構成論理』岩波書店，1984．
- 阿部年晴『アフリカの創世神話』紀伊国屋書店，1981．
- 山口昌男『アフリカの神話的世界』岩波新書，1971．
- 石田英一郎『河童駒引考』講談社学術文庫，1966 (1948)．
- 金子量重・坂田貞二・鈴木正崇編『ラーマーヤナの宇宙』春秋社，1998．
26．民族音楽
- 石橋純『太鼓歌に耳をかせ』松籟社、2006．
- ザックス『音楽の起源』音楽之友社，1969 (1943)．
- フェルド『鳥になった少年』平凡社，1988 (1982)．
- シェーファー『世界の調律』平凡社，1986 (1982)．
- メリアム『音楽人類学』音楽之友社，1980 (1964)．
- ブラッキング『人間の音楽性』岩波書店，1978 (1973)．
- 藤井知昭『民族音楽概論』東京書籍，1992．
- 藤井知昭『「音楽」以前』日本放送出版協会，1978．
- 藤井知昭監修『民族音楽叢書』全10巻，東京書籍，1990－1991．
- 藤井知昭 修『音と映像による世界民族音楽大系』全30巻，1988．
- 藤井知昭監修『世界民族音楽大集成』CD100枚，1992．
- 櫻井哲男『アジア音楽の世界』世界思想社，1997．
- 櫻井哲男・山口修 編『音の今昔』弘文堂，1996．
- 櫻井哲男・水野信男編『諸民族の音楽を学ぶ人のために』世界思想社、2005．
- 塚田健一『世界は音に満ちている』新書館，2001．
- 徳丸吉彦『民族音楽学』放送大学教育振興会，1991．
- 川田順造『聲』筑摩書房，1988．
- 『日本の音楽・アジアの音楽』全8巻，岩波書店，1988－1989．
- 山田陽一『霊のうたが聴こえる』春秋社，1991．
- 諏訪淳一郎『ローカル歌謡の人類学』弘前大学出版会、2005．
- 藤井知昭 監修『「音」のフィールドワーク』東京書籍，1996．
- 水野信男編『民族音楽学の課題と方法』世界思想社，2002．
- 鈴木裕之『ストリートの歌』世界思想社，2000．
- 鈴木慎一郎『レゲエ・トレイン』青土社，2000．
- 西岡信雄『楽器からのメッセージ』音楽之友社，2000．
- ローズマン『癒しのうた』昭和堂，2000．
- 伊藤俊治・港 千尋編『映像人類学の冒険』せりか書房，1999．
- 大森康宏編『映像文化』ドメス出版，2000．
27. 芸能・パフォーマンス
- 佐々木重洋『仮面パフォーマンスの人類学』世界思想社，2000．
- 宮尾慈良『アジア舞踏の人類学』PARCO出版，1987．
- 星野 紘・野村伸一編『歌・踊り・祈りのアジア』勉誠出版，2000．
- 廣田律子『鬼の来た道』玉川大学出版部，1997．
- 廣田律子編『アジアの仮面』大修館書店，2000．
- 松岡心平編『鬼と芸能』森話社，2000．
- 吉田憲司編『仮面は生きている』岩波書店，1994．
- 吉田憲司『仮面の森』1992．
- 鈴木正崇・野村伸一編『仮面と巫俗の研究』第一書房，1999.
- 姫野 翠『芸能の人類学』春秋社，1989．
- 姫野 翠『異界からのメッセンジャー』出帆新社，2004．
- 鵜飼正樹・北村皆雄・上島敏昭編『見世物小屋の文化誌』新宿書房，1999．
- シェクナー『パフォーマンス研究』人文書院，1998．
28. 歴史
- ホブスホーム他『創られた伝統』紀伊国屋書店，1992 (1982)．
- ニブセット『歴史とメタファー』紀伊国屋書店，1987 (1969)．
- グディ『未開と文明』岩波書店，1986 (1977)．
- コーン『千年王国の追求』紀伊国屋書店，1978 (1961)．
- ワースレー『千年王国と未開社会』紀伊国屋書店，1984 (1957)．
- サーリンズ『歴史の島々』法政大学出版会，1993．
- 小川正恭他 編『歴史のなかの社会』 (社会人類学の可能性Ⅰ）弘文堂，1988．
- 関 一敏編『人類学的歴史とは何か』海鳴社，1986．
- 川田順造 編『「未開」概念の再検討』I・II，リブロポート，1989, 1991．
- スチュアート＝ヘンリ編『「野生」の誕生』世界思想社，2003．
- 森 明子『土地を読みかえる家族』新曜社，1999．
- 森 明子編『歴史叙述の現在』人文書院，2002．
- 大塚和夫『近代・イスラームの人類学』東京大学出版会，2000．
- マクファーレン『再生産の歴史人類学』勁草書房，1999．
- バーク『ニュー・ヒストリーの現在』人文書院，1996．
29. 観光
- スミス編『観光・リゾート開発の人類学』勁草書房，1991．
- 山下晋司 編『観光人類学』新曜社，1996．
- 橋本和也・佐藤幸男編『観光開発と文化』世界思想社，2003．
- 古川 彰・松田素二編『観光と環境の社会学』新曜社，2003．
- 橋本和也『観光人類学の戦略-文化の売り方・売られ方』世界思想社，1999．
- 山下晋司『バリ観光人類学のレッスン』東京大学出版会，1999．
- 石森秀三編『観光の二〇世紀』ドメス出版，1996．
30、世界遺産
- 奈良大学文学部編『世界遺産学を学ぶ人のために』世界思想社、2000．
31. 開発
- 川田順造他 編『岩波講座 開発と文化』全7巻，岩波書店，1998．
- 鶴見和子・川田 侃編『内発的発展論』東京大学出版会，1989．
- ホン『サラワクの先住民』法政大学出版局，1989 (1987)．
- 青柳まちこ編『開発の文化人類学』古今書院，2000．
- 前川啓治『開発の人類学』新曜社，2000．
- チェルネア『開発は誰のために』第二版，日本林業技術協会，1998．
32. 植民地
- ムーニー『ゴースト・ダンス』紀伊国屋書店，1989 (1892－1893)．
- ワースレイ『千年王国と未開社会』紀伊国屋書店，1981 (1957)．
- マカルーン編『世界を映す鏡』平凡社，1988 (1984)．
- 中生勝美編『植民地人類学の展望』風響社，2000．
- 竹沢尚一郎『表象の植民地帝国』世界思想社，2001．
- 栗本英世・井野瀬久美惠 編『植民地経験』人文書院，1999．
- 山下晋司・山本真鳥編『植民地主義と文化』新曜社，1997．
- 山路勝彦・田中雅一編『植民地主義と人類学』関西学院大学出版会，2002．
- 上村英明『先住民族の「近代史」』平凡社，2001．
- 『講座 世界の先住民族―ファースト・ピープルズの現在』明石書店、2006．
33. ポストコロニアルとクレオール
- サイード『オリエンタリズム』平凡社，1986 (1978)．
- サイード『文化と帝国主義』全2巻，みすず書房，1998．
- ルクレール『人類学と植民地主義』平凡社，1976 (1972)．
- フランク『リオリエント』藤原書店，2000．
- コーエン『知の帝国主義』平凡社，1988 (1984)．
- クリフォード編『文化を書く』紀伊国屋書店，1996 (1986)．
- マーカス，フィッシャー『文化批判としての人類学』紀伊国屋書店，1989 (1986)．
- クリフォード『文化の窮状』人文書院，2003 (1988)．
- クリフォード『ルーツ』月曜社，2002 (1997)．
- 太田好信『人類学と脱植民地化』岩波書店，2003．
- 太田好信『民族誌的近代への介入』人文書院，2001．
- 古谷嘉章『異種混淆の近代と人類学』人文書院，2001．
- 大杉高司『無為のクレオール』岩波書店，1999．
- 春日直樹『オセアニア・ポストコロニアル』国際書院，2002．
- 複数文化研究会編『〈複数文化〉のために』人文書院，1998.
- 坂野徹『帝国日本と人類学者』勁草書房、2005．
- 姜 尚中『オリエンタリズムの彼方へ』岩波書店，1996．
- レイ・チョウ（周蕾）『女性と中国のモダニティ』みすず書房，2003 (1991)．
- レイ・チョウ『ディアスポラの知識人』青土社，1998 (1993)．
- シーガル『ブラック・ディアスポラ』明石書店，1999．
- コーエン『グローバル・ディアスポラ』明石書店，2001 (1997)．
34. カルチュラル・スタディーズ
- 吉見俊哉他編『カルチュラル・スタディーズとの対話』新曜社，1999．
- ターナー，グレアム『カルチュラル・スタディーズ入門』作品社，1999．
- 上野俊哉・毛利嘉孝『カルチュラル・スタディーズ入門』筑摩書房，2000．
- グハ他『サバルタンの歴史』岩波書店，1998．
- スピヴァック『サバルタンは語ることができるか』みすず書房，1998 (1988)．
- 上野俊哉『ディアスポラの思考』筑摩書房，1999．
35、グローバル化
- アパデュライ『さまよえる近代』平凡社，2004 (1996)．
- サッセン編『グローバリゼーションの時代』平凡社，1999．
- スパイビ『グローバリゼーションと世界社会』三嶺書房，1999．
- ロバートソン『グローバリゼーション』東京大学出版会，1997．
- ウォーラーステイン『近代世界システム』I・II，岩波書店，1981 (1974)．
- テイラー他『マルチカルチュラリズム』岩波書店，1996 (1994)．
36. 現代の社会と文化
- 吉田憲司『文化の「発見」』岩波書店，1999．
- 鏡味治也『政策文化の人類学』世界思想社，1999．
- 田村克己編『文化の生産』ドメス出版，1999．
- ワグナー『文化のインベンション』玉川大学出版部，2000．
- フィスク『抵抗の快楽-ポピュラーカルチャーの記号論』世界思想社，1998．
- ホール『文化を越えて』TBSブリタニカ，1979 (1976)．
- 関本照夫・船曳建夫編『国民文化が生れる時』リブロポート，1994．
- 鶴見良行『ナマコの眼』ちくま文庫，1993 (1990)．
- 浜口恵俊『「日本らしさ」の再発見』講談社学術文庫，1988 (1977)．
- 青木 保『日本文化論の変容』中央公論社，1990．
- 青木 保『文化の否定性』中央公論社，1988．
- 長島信弘『競馬の人類学』岩波新書，1987．
- 長島信弘『新・競馬の人類学』講談社＋α文庫，2002．
- 米山俊直『同時代の人類学』日本放送出版協会，1980．
- 佐藤郁哉『暴走族のエスノグラフィー』新曜社，1984．
- 佐藤郁哉『現代演劇のフィールドワーク』東京大学出版会，1999．
- ネイピア『現代日本のアニメ』中央公論社，2002．
- ラズ『ヤクザの文化人類学』岩波書店，1996．
- バビオー『女性への暴力-アメリカの文化人類学がみた日本の家庭内暴力』明石書店，1996．
- グッドマン『帰国子女』岩波書店，1992 (1990)．
- ロバートソン『踊る帝国主義』現代書館，2000 (1998)．
- 中牧弘允・日置弘一郎編『経営人類学ことはじめ』東方出版，1997．
- 佐高 信編『会社の民俗』小学館，1997．
37. 出産・子供・教育
- アリエス『〈子供〉の誕生』みすず書房，1980 (1960)．
- ルークス『〈母と子〉の民俗史』新評論，1983 (1978)．
- ポロク『忘れられた子どもたち』勁草書房，1988 (1983)．
- ホワイティング『六つの文化の子供たち』誠信書房，1978 (1974)．
- 松岡悦子『出産の文化人類学』海鳴社，1991．
- 鈴木七美『出産の歴史人類学』新曜社，1997
- 青柳まち子『子育ての人類学』河出書房新社，1987．
- 岩田慶治編『子ども文化の原像』日本放送出版協会，1985．
- 本田和子『異文化としての子ども』紀伊国屋書店，1982．
- 原 ひろ子『子どもの文化人類学』晶文社，1979．
- 箕浦康子『子供の異文化体験』[増補改訂版]新思索社，2003．
- 藤本浩之輔 編『子供のコスモロジー』人文書院，1996．
- 清水宏吉 編『教育のエスノグラフィー』嵯峨野書院，1998．
38. 空間論（含地理学）
- ハーヴェイ『ポストモダニティの条件』1999 (1990)．
- ルフェーヴル『空間の生産』青木書店，2000 (1974)．
- ソジャ『ポストモダン地理学』青土社，2003 (1989).
- ベルク『空間の日本文化』筑摩書房，1985 (1982)．
- ベルク『風土の日本』ちくま文庫，1992 (1986)．
- レルフ『場所の現象学』筑摩書房，1991 (1976)．
- イーフー・トゥアン『空間の経験』ちくま文庫，1988 (1977)．
- イーフー・トゥアン『トポフィリア』せりか書房，1992 (1974)．
- ボルノウ『人間と空間』せりか書房，1978 (1963)．
- バシュラール『空間の詩学』思潮社，1969 (1957)．
- クラヴァル『現代地理学の論理』大明堂，1975 (1964)．
- ソーファー『宗教地理学』大明堂，1971 (1967)．
- シュヴィント編『宗教の空間構造』大明堂，1978 (1975)．
- 村武精一『祭祀空間の構造』東京大学出版会，1984．
- 上田 篤・多田道太郎・中岡義介編『空間の原型』筑摩書房，1983．
- 中村良夫『風景学入門』中公新書，1982．
- 樋口忠彦『景観の構造』ちくま文庫，1994 (1981)．
- 大島譲二・浮田典良・佐々木高明編『文化地理学』古今書院，1989．
39. 生態・生業
- 秋道智彌他編『生態人類学を学ぶ人のために』世界思想社，1995．
- 秋道智彌編『海人の世界』同文舘出版，1998．
- 秋道智彌『なわばりの文化史』小学館，1999．
- オーエン『生態学とは何か』岩波書店，1977 (1974)．
- サーヴィス『狩猟民』鹿島出版会，1972 (1966)．
- 梅棹忠夫・吉良竜夫編『生態学入門』講談社学術文庫，1976．
- 吉良竜夫『生態学からみた自然』河出書房新社，1971．
- 松井 健『セミ・ドメスティケイション』海鳴社，1989．
- 小山修三『森と生きる』山川出版社，2002．
- 松井 健『自然の文化人類学』東京大学出版会，1997．
- 煎本 孝『文化の自然誌』東京大学出版会，1996．
- 松井 健編『自然観の人類学』榕樹書林，2000．
- 大塚柳太郎『生態人類学』（現代の人類学）至文堂，1983．
- 大塚柳太郎他『人類生態学』東京大学出版会，2002．
- 田中二郎他 編『講座 生態人類学』全8巻（エスノ・サイエンス，核としての周辺，遊牧民の世界など）2001-2002．
- 梅棹忠夫『文明の生態史観』中公文庫，1974 (1967)．
- 梅棹忠夫『狩猟と遊牧の世界』講談社学術文庫，1971．
- 谷 泰編『牧畜文化の原像』日本放送出版協会，1987．
- 谷 泰 『神・人・家畜-牧畜文化と聖書世界』平凡社，1997
- 嶋田義仁『牧畜イスラーム国家の人類学』世界思想社，1995．
- スチュアート＝ヘンリ編『採集狩猟民の現在』言叢社，1996．
- 伊谷純一郎編『自然社会の人類学』アカデミア出版会，1986．
- 田中二郎他編『続 自然社会の人類学』アカデミア出版会，1996．
- 近森 正『サンゴ礁の民族考古学』雄山閣出版，1988．
- 福井勝義編『講座 地球に生きる』全4巻，雄山閣，1995-1996．
40. 環境
- タウンゼント，パトリシア『環境人類学を学ぶ人のために』世界思想社，2004．
- 福井勝義他編『講座 人間と環境』全12巻，昭和堂，1999
- 池谷和信編『地球環境問題の人類学』世界思想社，2003．
- 鳥越裕之『環境問題の社会理論』お茶の水書房，1989．
- 石毛直道編『環境と文化』日本放送出版協会，1978．
- アーノルド『環境と人間の歴史』新評論，1999．
- 『講座 文明と環境』全15巻，朝倉書店，1996．
- 福井勝義編『水の原風景』TOTO出版，1996．
- アルトマン『文化と環境』西村書店，1998．
41. 衣食住
- 鈴木清史・山本 誠編『装いの人類学』人文書院，1999．
- 斎藤卓志『刺青』岩田書院，1999．
- ホランダー『性とスーツ』白水社 ，1997．
- オーゲル『性を装う』名古屋大学出版会，1999．
- 石井達朗『異装のセクシャリティ』新宿書房，1991．
- バロー『食の文化史』筑摩書房，1997．
- ハリス『食と文化の謎』岩波書店，1988．
- ハリス『ヒトはなぜヒトを食べたか』ハヤカワ文庫，早川書房，1997．
- 渡部忠世『稲の道』日本放送出版協会，1977．
- 佐々木高明『稲作以前』日本放送出版協会，1971．
- 中尾佐助『栽培植物と農耕の起源』岩波新書，1966．
- 高谷好一『コメをどう捉えるか』日本放送出版協会，1991．
- 河合利光編『比較食文化論』建帛社，2000．
- 秋野晃司・小幡 壮編『アジアの食文化』建帛社，2000．
- 山内 昶『「食」の歴史人類学』人文書院，1994．
- 河合利光編『食からの異文化理解』時潮社、2006．
- 秋道智彌・岸上伸啓編『紛争の海』人文書院，2003．
- フィールドハウス『食と栄養の文化人類学』中央法規，1991．
- 森枝卓士『図説 東南アジアの食』河出書房新社，1997．
- 田口理恵『ものづくりの人類学』風響社，2002．
- 石毛直道 監修『講座 食の文化』全7巻，農山村漁村文化協会，1998-1999．
- 秋道智彌『クジラとヒトの民族誌』東京大学出版会，1994．
- フリーマン『くじらの文化人類学』海鳴社，1989．
- 石毛直道『住居空間の人類学』鹿島出版会，1971．
- 佐藤浩司編『シリーズ建築人類学』〈世界の住まいを読む〉全4巻，学芸出版社，1999
42. 移民・移動・トランスナショナル
- 西川長夫『国境の越え方』平凡社ライブラリー，2001 (1992)．
- 小泉潤二・栗本英世編『トランスナショナリティ研究』大阪大学，2003．
- 前山 隆『個人とエスニシティの文化人類学』御茶の水書房，2003．
- 前山 隆『エスニシティとブラジル日系人』御茶の水書房，1996．
- 吉原和男・鈴木正崇・末成道男編『〈血縁〉の再構築』風響社，2000．
- 江渕一公編『トランスカルチュラリズムの研究』明石書店，1999．
- 江渕一公『異文化間教育学序説』九州大学出版会，1997．
- 関根政美『多文化主義社会の到来』朝日選書，2000．
- 床呂郁哉『越境』岩波書店，1999．
- 駒井 洋編『日本のエスニック社会』明石書店，1996．
- 吉原和男・鈴木正崇編『拡大する中国世界と文化創造』弘文堂，2002．
- スケルドン編『香港を離れて』行路社，1997．
43. 霊長類
- 今西錦司『自然学の提唱』講談社学術文庫，1986．
- グーラン『身ぶりと言葉』新潮社，1978 (1956)．
- モリス『裸のサル』角川文庫，1979 (1967)．
- ローレンツ『攻撃』みすず書房，1970 (1963)．
- ユクスキュル『生物から見た世界』思索社，1973．
- 黒田末寿 編『人類の起源と進化』有斐閣，1987．
- 河合雅雄『ゴリラ探検記』講談社学術文庫，1991 (1955)．
- 河合雅雄『子どもと自然』岩波新書，1990．
- 河合雅雄『人間の由来』上・下，小学館，1991．
44. 民族
- 大澤真幸編『ナショナリズムの名著50』平凡社，2002．
- 西川長夫『国民国家論の射程』柏書房，1998
- 西川長夫『アジアの多文化社会と国民国家』人文書院，2000．
- 山内昌之編『今なぜ民族か』中公新書，1994．
- 飯島 茂編『せめぎあう「民族」と国家』アカデミア出版会，1993．
- 綾部恒雄『現代世界とエスニシティ』弘文堂，1993．
- 川田順造・福井勝義編『民族とは何か』岩波書店，1988．
- 岡 正雄他編『民族とは何か』（民族の世界史1）山川出版社，1991．
- 梶田孝道『エスニシティと社会変動』有信堂，1988．
- 田中克彦『言語からみた民族と国家』岩波書店（同時代ライブラリー），1991 (1978)．
- 小川 了『可能性としての国家誌』世界思想社，1998．
- ルナン『国民とは何か』河出書房新社 ，1997．
- アンダーソン『想像の共同体』（増補版）NTT出版，1997 (1983)．
- スミス『ナショナリズムの生命力』晶文社 ，1998.
- スミス『ネイションとエスニシティ』名古屋大学出版会，1999.
- ゲルナー『民族とナショナリズム』岩波書店，2000．
- エリクセン『エスニシティとナショナリズム』明石書店、2006．
- 『民族とエスニシティ』（文化人類学5）アカデミア出版会，1986．
- 山内昌之『瀕死のリヴァイアサン』TBSブリタニカ，1990．
- 山内昌之『民族問題入門』中公文庫，1996 (1994)．
- 小熊英二『単一民族神話の起源』新曜社，1995．
- 篠原 徹編『近代日本の他者像と自画像』柏書房，2001．
- 黒田悦子編『民族の出会うかたち』朝日選書，1994．
- 青柳真智子編訳『「エスニック」とは何か』新泉社，1996．
- 可児弘明・国分良成・鈴木正崇・関根政美編『民族で読む中国』朝日新聞社，1998.
- 中野 毅編『宗教とナショナリズム』世界思想社，1997．
- スチュアート＝ヘンリ『民族幻想論』解放出版社，2002．
- 清水昭俊編『周辺民族の現在』世界思想社，1998．
- 黒田悦子編『民族の運動と指導者たち』山川出版社，2002．
- 栗本英世『未開の戦争，現代の戦争』岩波書店，1999．
- 白水繁彦『エスニック文化の社会学』日本評論，1998．
- 中川 敏『モノ語りとしてのナショナリズム』金子書房，1996．
- 劉正愛『民族生成の歴史人類学』風響社、2006．
- 寺田和夫『人種とは何か』岩波新書，1967．
- 竹沢泰子編『人種概念の普遍性を問う』人文書院、2005．
45. フィールドワークと調査論
- クレイン・アグロシーノ『人類学フィールドワーク入門』昭和堂，1994 (1984)．
- 佐藤郁哉『フィールドワーク』新曜社，1992．
- 佐藤郁哉『フィールドワークの技法』新曜社，2002．
- 佐藤郁哉『組織と経営について知るための実践フィールドワーク入門』有斐閣，2002．
- 菅原和孝編『フィールドワークへの挑戦』世界思想社、2006．
- 山田 勇編『フィールドワーク最前線』弘文堂，1996．
- 須藤健一編『フィールドワークを歩く』嵯峨野書院，1996．
- 山中速人編『マルチメディアでフィールドワーク』有斐閣，2002．
- 川喜田二郎『野外科学の方法』中公新書，1973．
- 杉本尚次『地理学とフィールドワーク』晃洋書房，1996．
- ヴァン＝マーネン『フィールドワークの物語』現代書館，1999．
- エマーソン他『方法としてのフィールドノート』新曜社，1998 (1995)．
- シャッツマン，ストラウス『フィールド・リサーチ』慶應義塾大学出版会，1999．
- 青柳真智子編『国勢調査の文化人類学』古今書院，2004．
- 渡邊欣雄『民俗知識論の課題』凱風社，2000．
46. ライフヒストリー
- 谷 富夫編『ライフ・ヒストリーを学ぶ人のために』世界思想社，1996．
- 中野 卓・桜井 厚編『ライフヒストリーの社会学』弘文堂，1995．
- フランク『ライフヒストリー研究入門』ミネルヴァ書房，1993 (1981)．
- 『方法としての聞き書』（思想の科学111）思想の科学社，1979．
47. 地域研究
- 高谷好一編『地域間研究の試み』上・下，京都大学学術出版会，1999．
- 坪内良博編『〈総合的地域研究〉を求めて』京都大学学術出版会，1999．
- 『世界の地域史』全12巻（市場の地域史，ときの地域史他）山川出版社，1999．
48. 著作集及び学説
- 『今西錦司全集』全14巻，講談社，1993-1994．
- 『梅棹忠夫著作集』全17巻，中央公論社，1990．
- 『川喜田二郎著作集』全13巻，中央公論社，1996-1997．
- 『岩田慶治著作集』全8巻，講談社，1995．
- 『窪徳忠著作集』全9巻，第一書房，1996-2000．
- 『鶴見良行著作集』全14巻，みすず書房，1998-2004．
49．専門研究のための雑誌類
- 『文化人類学』（旧称『民族学研究』）日本文化人類学会．
- 『宗教研究』日本宗教学会．
- 『季刊 民族学』千里文化財団．
- 『月刊 みんぱく』千里文化財団．
- 『社会人類学年報』東京都立大学社会人類学会，弘文堂．
- 『国立民族学博物館研究報告』国立民族学博物館．
- 『民博通信』国立民族学博物館．
- 『アジア・アフリカ言語文化研究』東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所．
- 『明治大学社会・人類学会年報』明治大学社会・人類学会，人間の科学社．
- 『東南アジア-歴史と文化』平凡社．
- 『東南アジア研究』東南アジア研究センター．
- 『アフリカ研究』アフリカ学会．
- 『南アジア研究』日本南アジア学会．
- 『民族藝術』民族芸術学会，講談社，醍醐書房．
- 『記号学研究』日本記号学会，北斗出版．
- 『族』筑波大学人類学・民族学研究室（廃刊）．
- 『季刊 人類学』京都大学人類学研究会，社会思想社，講談社（廃刊）．
- 『文化人類学』アカデミア出版会（休刊）．
50. 海外の学術雑誌
*人類学一般
American Ethnologist / American Anthropologist / Ethnology / Current Anthropology / Cultural Anthropology / Ethnologie / Journal of Anthropological Research（旧称 Southwestern Journal of Anthropology） / The Journal of the Royal Anthropological Institute（旧称Man） / L'homme / Human Organization.
*テーマ別
Comparative Studies in Society and History / Culture, Medicine and Psychiatry / Ethnohistory / Ethnicity / Ethnomusicology / History of Religions．
*地域研究
Africa / Bulletin of the School of Oriental and African Studies / Contributions to Indian Sociology / Journal of the Royal Asiatic Society / Journal of Asian Studies / Oceania.
*レヴュー
Annual Review of Anthropology.