2003年の女性作家委員会シンポジウムは再び、しかし昨年とは根本的に異なった角度から、「女性と戦争の問題を取り上げます。
『心のノート』、ご存じですか?
これは、文部科学省が2002年より全国の小中学生に無料で配布している検定なしの道徳補助教材。賛否両論の評価を巻き起こし、「心に国家が侵入してきた、戦争へと向かう心が準備されているのではないか」とも指摘されている教材です。今回は、いち早くそれを分析し『「心」と戦争』にまとめた哲学者の高橋哲哉氏、戦前の教科書問題を取り上げた入江曜子女性作家委員、そして『ぷちナショナリズム症候群』で精神科医の立場から、現代の若者の心に蔓延する諸症状についてさまざまな発言をしてきた香山リカ氏とともに、こころ、教育、ナショナリズムといった問題をみなさんと一緒に考えていきたいと思います。
女性作家委員長 小谷真理
シンポジウム日時:2003年12月1日(月)午後6時開場、6時30分開演(8時30分終演)
場所:アルカディア市ヶ谷(私学会館)
〒102-0073 千代田区九段北4-2-25 tel:03-3261-9921
入場料:100円
定員:150名(予約不要、当日、直接会場にお越し下さい)
出演者
対談
高橋哲哉・入江曜子
パネルディスカッション
香山リカ・巽孝之・茅野裕城子
コーディネーター
小谷真理
閉会挨拶・まとめ
小林 司
問い合わせ先:日本ペンクラブ事務局 tel: 03-5614-5391
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