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「うしろたの さきにはホイホイ まえのたに なおりてしりさいた にいさいた ホイホイ」と歌い、 「なおりて」で杵を頭上で回し、 「しりさいた」で前を突くような所作をする。 臼を担いだ二人と、杵を振り回す者、面を被った三人が、笛や太鼓やすりがねに合わせておどけた所作で練り歩く様が笑いを誘う〔avi VIDEO 6.7MB〕。 神屋とその周辺を一巡して出店を冷やかし、 見物人は臼に賽銭やお菓子を入れ、 出店の人も品物を入れる。 最後は内神屋から社務所を通って台所に行く。 祝子たちは折敷膳に盛って一列に並び、 扇で折敷膳の縁を叩き、 米を撒きながら、 ハラエテターマエ、 キヨメテターマエと唱えて、 内神屋から台所へと追い掛けていく。 最後は竃にて舞納める。 田遊びの様相があり、 臼や杵は五穀豊饒、 子孫繁栄を祈願する。 それ自体も臼の神とされる。 村所では「火の神納め」といい、 お釜様の所で舞って終わる。  
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