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英米文学専攻
英米文学専攻
中世英文学 (14-15世紀のラテン語・中英語宗教散文)
14世紀から15世紀にかけてイングランドで書かれた宗教文学について研究しています。中でも、ラテン語で書かれた宗教作品がどのように俗語である英語に翻訳され受容されたのか、そしてその過程でどのような神学議論が俗語読者たちの間に広がったと考えられるのかについて興味を持っています。
英米文学専攻
初期近代イギリス文学・演劇
初期近代イギリスを研究対象にしています。特にその時期の演劇、宗教、出版・手稿文化、民衆文化などに関心があります。作家研究としては、ウィリアム・シェイクスピアやクリストファー・マーロウなどの劇作家を中心に、新しい形の評伝に取り組んでいます。
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英語学・社会言語学・談話分析
社会言語学、談話分析などの観点から英語のグローバル化・ローカル化、その日本語との関わりなどを生態学的に研究しています。
英米文学専攻
アメリカ文学、アメリカ研究
アメリカ文学(1870-1930)、ジャポニスム、イエローフェイス、ジェンダーとセクシャリティ、モダニズムに関心を持ち研究を進めています。目下のテーマはジャポニスムからみたトランスナショナル・アメリカ論です。
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アメリカ文学、ジェンダー研究
アメリカ文学、とくに19世紀の女性作家による作品、また性差やセクシュアリティをテーマとした作品を中心に研究しています。また、アメリカ文化が明治以降の日本の少女文化にどのような影響を与えていたのかについても興味をもっています。
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アメリカ文学、カナダ文学
アメリカ文学とカナダ文学の相互交渉や、アメリカ・カナダ・日本の太平洋横断的文化交流について研究しています。また、カッパの表象文化史にも関心があります。
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異文化コミュニケーション、異文化適応
私が関心を持っている研究領域は異文化コミュニケーション、異文化適応心理学、及び異文化間教育です。日本と海外との間の効果的な異文化接触を促進することと、異文化適応プロセス及びその結果に関する概念化を開発することを通して理論的研究を進展させることを目指しています。
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近現代イギリス文学
18世紀から20世紀初頭にいたる小説作品、特にゴシック文学 (恐怖文学) を研究しています。
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アメリカ文学
植民地時代から独立革命期、および19世紀中庸アメリカン・ルネサンス期の文学が主たる研究範囲です。なかでも植民地におけるピューリタン、独立革命期ではベンジャミン・フランクリン、アメリカン・ルネサンス期ではヘンリー・ソローを専門に研究しています。
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近現代イギリス文学、ファンタジー文学
特に18〜19世紀の詩と韻律論、および中世主義、またそこから派生した現代ファンタジーなどに興味があります。
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近代イギリス文学
ロマン派から20世紀初めにかけてのイギリス文学と音楽との関わり合いに関心があります。具体的には、ロマン派の詩における音と音楽のイメージ、シェイクスピアと音楽の影響関係、ワーグナーとイギリスの関係、G・B・ショーの音楽評論家としての活動などに注目しています。また、翻訳としては、ワーグナーのオペラ《ニーベルングの指環》についてのショーの独創的なコメンタリー、ナチスによるモーツァルトのイメージ操作の研究、20世紀を代表する指揮者ブルーノ・ワルターの伝記、20世紀イギリスの主要作曲家レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの伝記などを手がけています。
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アメリカ文学
アーネスト・ヘミングウェイ、ラルフ・エリソン、ジェイムズ・ボールドウィンを中心に、20世紀のアメリカ文学・文化を研究しています。
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中世イギリス文学、書物史、書誌学
中世後期イングランドにおける書物文化について研究を進めています。
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近現代イギリス文学、比較文学、出版文化史、文学教育論
18世紀以降、21世紀に至るイギリス文学を、特に小説を中心に研究しています。また、これに関連して、欧米における文学的動向の影響関係や英文学の日本における受容、小説の発達と出版文化史の関係、さらに、英文学教育の推移に関する歴史的考察にも関心を持っています。
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日本近代文学、比較文学、幻想文学、ゴシック論
近代英米文学と日本近代文学における「田舎ゴシック」言説を研究対象として、泉鏡花やM・R・ジェイムズ、H・P・ラヴクラフトについて研究しています。また、近代日本におけるゴシック翻訳論という視点から日夏耿之介にも関心があります。
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中世イギリス文学、ケルト語文学、トールキン
中英語ロマンス・ケルト語圏文学からトールキンまで、妖精や異界に関する伝承の様相を中心に研究しています。最近はケルティシストとしてのトールキンの姿に光りを当てるべく、トールキンの手稿原稿調査を行っています。
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19世紀アメリカ文学・文化
マーク・トウェイン(1835–1910)を中心に19世紀アメリカ文学を研究対象としてきました。最近はジョージ・リッパード(1822–1854)らによる南北戦争以前の扇情主義的文学作品における拡張主義の研究に取り組んでいます。
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英語史、歴史言語学
古英語から現代英語にかけての言語変化の諸相、および英語史の記述に関心があります。とりわけ言語変化の how と why を探ることに興味があります。なぜ英語の名詞複数形に -s がつくのかという疑問に目覚めてから何年も経ちますが、言語は不思議だらけですので、疑問が次から次へ湧き出てきて尽きることはありません。最近は REcord(名詞)と reCORD(動詞)のペアなどが示す「名前動後」の強勢パターンの歴史的発展や英語綴字史に関心を寄せています。
英米文学専攻
18世紀イギリスの文学・文化、スコットランド啓蒙思想、会話/対話としての哲学
学部ではイギリス経験論やアメリカン・プラグマティズムといった英語圏の思想史を学び、「共感」や「驚き」といった日常生活の言葉でものを考え、書くことの重要性を実感しました。大学院からは、文学と哲学が交差する18世紀イギリスの言語空間にとりわけ魅せられ、専門分野としてきました。ポスドク以降は「おしゃべりの文化」から18世紀イギリスの文学・思想・絵画についてずっと考えています。とりわけ、会話・社交する存在としての人間像を提示し、当人もお話し好きだった哲学者/歴史家/文筆家デイヴィッド・ヒュームの著作や書簡が研究の主軸です。プロジェクト研究では18世紀東アジアの専門家たちと協働し、「グローバルな18世紀世界」像の構築を目指しています。