概要

美学・芸術学、美術史学、音楽学、ならびにアート・マネジメントを主要な研究領域とします。美学・芸術学とは、主に芸術一般における制作・作品理解をめぐる諸問題を理論的に考察する学問です。概論や各論のほか、近現代の諸芸術メディアにみられる様々な問題が扱われます。美術史学とは、西洋および日本・東洋の各時代における絵画、彫刻、工芸、建築等の実証的・歴史的研究を行うものです。美術の通史をとりあげる概説と、国や時代別の多様な美術を扱う各論の講義があります。音楽学は、作曲家とその作品、それらをとり巻く様々な事象を歴史的・理論的に研究する学問です。西洋音楽の概説と各論のほか、日本の近現代音楽や伝統音楽に関する講義も開講されています。アート・マネジメント分野では、芸術組織の経営の問題のほか、文化政策、文化経済学、非営利組織論についても学習します。

以上の専門研究の基盤として、芸術研究基礎・演習、原典講読などの入門講義が用意されています。なお、3・4年生は研究会に所属し、卒業論文の作成指導を受けることが必須です。

学びのプロセス
(卒業までのプロセス)

教員