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人間科学専攻

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名前/職位

専攻/専門領域/研究内容

  • 稲葉 昭英
    Inaba, Akihide
    教授

    人間科学専攻
    計量社会学、社会統計学、社会調査法、家族社会学、福祉社会学

    データ分析に関する計量的・非計量的方法に関心があります。これまではこうした道具を用いて社会構造とメンタルヘルス、家族・ライフコースなどを対象とした応用的な研究を行ってきました。近年はとくに貧困・低所得の世代的再生産やライフコースへの影響のメカニズムに関心があり、社会福祉政策・制度の効果にも関心を有しています。

  • 人間科学専攻
    社会心理学(対人的影響、社会的影響力、集団過程論)

    社会心理学の中でも、社会的影響力(social power)、依頼や説得などの対人的影響に関心をもっています。具体的には、 相互作用的説得の観点から、説得テーマの特性に合わせた説得要因の整理を行うこと、 社会的影響力の保持による認知パターン変化に基づいて社会的影響力の基盤を捉え直すことです。そのほか、社会心理学の観点から大規模被災後の避難所運営にも目を向けています。

  • 織田 輝哉
    Oda, Teruya
    教授

    人間科学専攻
    理論社会学、数理社会学、計量社会学

    制度・規範・社会変動等のマクロな社会現象を合理的選択理論・ゲーム理論等を手がかりとして個人行為から説明していくことをめざしています。また社会階層・再分配・正義論等を含めた社会的公正についての理論的・実証的研究にも興味をもっています。

  • 北中 淳子
    Kitanaka, Junko
    教授

    人間科学専攻
    医療人類学、精神医学史

    医療人類学の視点から、「病いの文化」について研究しています。近代社会において、医療の対象領域が拡大していくことで、社会の関係性や人々の主観性にどのような変化が生じていくのかに関心があります。日本と北米の精神医療でのフィールドワークを中心に、うつ病や認知症といったライフサイクルの医療化や予防医学をめぐる問題を人類学的に考察しています。

  • 佐川 徹
    Sagawa, Toru
    准教授

    人間科学専攻
    人類学、アフリカ地域研究

    文化人類学的な視点から戦争と平和に関する研究を進めています。人びとはなぜ戦争に参加するのか、戦場でいかなる経験をしているのか、平和を形成・維持するためにどのような営みを続けているのか、といった問いを、フィールドワークにもとづいて検討してきました。最近はグローバル化と地域開発の問題、アフリカン・フードの展開にも関心を寄せています。

  • 菅 さやか
    SUGA, Sayaka
    准教授

    人間科学専攻
    社会心理学

    「社会的認知」と呼ばれる自己や他者に関する理解が、言語表現に反映される過程について、実験社会心理学的検証を行っています。また、言語表現が人間の認知・思考に与える影響についても検証を行っており、言語と認知の相互の関係性を明らかにすることに取り組んでいます。

  • 常松 淳
    TSUNEMATSU, Jun
    教授

    人間科学専攻
    社会学

    社会における「責任」のあり方を中心に社会学的な観点から研究を続けています。民事・刑事の法的責任に関わる問題のほか、現代の経験科学は人間の自由や道徳性、社会制度とどのような関係にあるのかといった問題に関心を持っています。

  • 人間科学専攻
    進化心理学、社会心理学

    そもそもの関心は「自然淘汰による進化」の視点から、人間心理を理解することにあります。そのため基盤を整理するために、この数年は、心理学の再現性問題を中心に、心理学の研究法について検討を進めています。

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