2017/12/18
慶應義塾大学文学部は、2012年、韓国・延世大学校人文学研究所(Institute of Humanities)との間で、「Homo Litteratus─東洋と西洋における書くこととリテラシーに関する社会・文化的研究」をテーマとした共同研究プロジェクトに関する学術交流協定を結びました。この度、締結から5年を経て、学術交流をよりいっそう促進するために、同協定を更新することで双方が合意しました。
2017年12月11日、松浦良充文学部長が延世大学校を訪問し、人文学研究所のDae-Ho CHO所長との間で、更新協定に調印しました。その後、松浦学部長が「グローバルか、ローカルか:日本における高等教育改革の課題と展望」と題した講演を行いました。3時間近くに及んだ講演会では、日韓の大学改革の課題について、活発な議論が交わされました。
また調印式および講演会に前後して、松浦学部長は、CHO所長のほかにも、Young-Seo BAIK文科大学長(Dean, The College of Liberal Arts)、Moon-Gyoo CHOI前文科大学長、Hye-Joon YOON前人文学研究所長、Jin-Bae CHUNG国際大学長(Dean, Underwood International College)、Hye-Sook KIM教育科学大学校教授(Professor, College of Sciences in Education)をはじめとする延世大学校の関係者と会談し、今後さらに各機関との間でも学術協定を拡大してゆく可能性について意見交換を行いました。