図書館・情報学専攻は、1951年にジャパン・ライブラリー・スクールとして設置されました。これは、図書館学を学ぶことのできる日本で最初の学科でした。その後、長く図書館・情報学を学問・研究両面で牽引してきました。日本国内で図書館・情報学を本格的に学べる場は限られており、本専攻はその数少ない選択肢の一つです。図書館・情報学の領域は多岐にわたり、図書館以外にも情報検索、情報行動、メタデータ、学術コミュニケーション、デジタルアーカイブ、書物学などの幅広い領域が含まれています。そして、図書館・情報学専攻は、文学部にありつつも、文理両面からのアプローチが可能な専攻です。今後の可能性に満ちた学問と言えるでしょう。