私は新聞記者ではなく、イベントの仕事をしています。採用された事業局では、スポーツや美術のほか、コンサートからお芝居や落語のような伝統芸能まで、幅広く主催をしています。(※現在は事業局から出向中)
文学部の授業はあらゆる面で役に立っています。この仕事では、色々な方と接する機会が多いので、美術や文学、語学の知識や素養があるに越したことはありません。「それ、知っています」「授業で読んだことあります」と言えるだけで、話に花が咲き、信頼してもらえるようになります。
17も専攻があり幅広いです。2年目から専攻を選べるため、1年目で仲が良くて、各専攻に分かれていった人たちと久しぶりに会うと、強みの異なる人が集う“アベンジャーズ”のように感じます。そうした楽しいコミュニティが自然と自分の周りにできていて、自分もその一員であるというのは、とても面白いです。
カルチャーが好きな人が多いので、文学部生がよく行きたいと思う、広告、マスコミ、出版業界などを一緒に目指す仲間がいます。就職されているOBやOGの先輩も多いというのは、具体的なメリットだと思います。
文学部の4年間は、外国語が上達するとか、難しい本を読むとか、そうした勉強と同時に、「人間とは」「世界とは」といった大きな問いにじっくり向き合える時間です。後悔しないと思いますので、文学部にぜひ進学してみてください。