現在のお仕事は?

私が所属している研究部門では、サプリメントや食品の有用性や機能性について、人を対象とした臨床試験を行っていて、機能性表示食品の届け出の際に使用するエビデンスなどを収集し報告することをメインの業務にしています。

文学部での学びが
仕事に役立つ瞬間は?

研究所は理系の方が多くて、文系は私だけですが、心理学専攻で学んだロジカルシンキングや研究姿勢、1年次に学んだ幅広い知識などがベースとなって、今の業務に直接的に繋がっています。また、慶應義塾大学で培った人間関係が財産になって、今の私があると思っています。

慶應義塾大学文学部
を選んだのは?

もともと、高校生の頃から心理学に興味があり、最初から心理学専攻に入るつもりで受験しましたが、特に慶應義塾大学の文学部に魅力を感じた点としては、1年次に幅広い知識を習得して、新たなスタンスで次のステップに進むことができる、というところです。文学部は、心理学専攻だけでなく、門戸が広いので、1年次に幅広い知識を得ることができるのは、大きなメリットだと思います。

文学部への進学を
検討している方へ

まずは1年次に、知識を絞らず、いろいろなことにチャレンジすることです。勉学とか、人間関係とか、それ以外の活動でも、遊びのある1年という時間はとても重要です。そのうえで選択した専攻での気持ちも強くなります。そういう考え方をもっていれば、1年次で得た知識や経験は、とても役に立つと思います。2年、3年、4年、就職活動とか、卒業してからも、アカデミアに進んでも、いい形で皆さんの支えになります。

※所属は取材時のものです。