現在のお仕事は?

Cygamesでゲームマスターチームとして、リリースされているアプリの不正対策や分析を中心に業務を行っています。

文学部での学びが
仕事に役立つ瞬間は?

文学部での学びが役に立ったと思うのは、上司への報告とか、会議のまとめとか、いろいろな場面で文章化を求められる時です。文学、社会学、心理学といった様々な分野での学びや、課題に取り組むことで得た文章構成力が、社会に出て、とても役に立っています。

慶應義塾大学文学部
を選んだのは?

1年生の時は、教養科目として、数学、心理学、社会学など、いろいろな学問を学ぶことができます。専攻を選択するまでの1年間で、自分が本当に興味のある学問が何かを考えることができる。それがとても魅力に感じて、文学部を選びました。

就職活動での
文学部のメリットは?

大学時代に一番やってきたことを聞かれますが、自分はやってきた研究をそのまま話して、評価されました。自分の好きを煮詰めた研究が文学部でできたこと、それを評価してもらえる文章力で書けたこと、それは文学部でしかできない経験だと思いますし、文学部で良かったと思っています。

文学部への進学を
検討している方へ

「文学なんて将来性ないな」とは思ってほしくありません。実学を学ぶことは重要ですが、人間は何を考えてきたのか、どういう文化を培ってきたのか、どういう思想のもとで社会を形成してきたのか、それを知ることができるのが文学部です。それを踏まえて社会の一員として活躍できる人材になるという意味でも、文学部でできるような学びをしてほしいと思います。

※所属は取材時のものです。